お笑い芸人として多くの人に愛されているケンドーコバヤシさん（通称：ケンコバ）ですが、実は芸能界随一の時計愛好家としても有名です。彼のコレクションは世界三大高級時計ブランドからカジュアルなG-SHOCKまで幅広く、その総額は億単位とも言われています。アメトークをはじめとする様々な番組で披露される彼の時計への情熱と深い造詣は、多くの時計愛好家からも注目を集めています。
ケンコバの時計選びには独自の哲学があり、単なる高額な時計を収集するのではなく、デザイン性、機能性、歴史的価値、そして投資的視点まで様々な角度から時計を評価しています。特にハミルトンのベンチュラへの愛着は深く、複数のモデルを所有し使い分けているほどです。また、時計好きが高じて後輩芸人のくっきーさんにも影響を与えるなど、その知識と情熱は芸能界でも一目置かれる存在となっています。
| この記事のポイント |
|---|
| ✅ケンコバが所有する具体的な時計モデルと価格帯 |
| ✅世界三大高級ブランドを全て所有する凄さ |
| ✅ハミルトンベンチュラへの特別な愛着とその理由 |
| ✅G-SHOCKコレクションの詳細と完全コンプリート |
ケンコバの時計コレクションが業界で話題な理由
- ケンコバの時計コレクションは世界三大高級ブランドを完全制覇している
- ハミルトンベンチュラへの深い愛着は高校時代から続いている
- G-SHOCKマットカラーシリーズを全色コンプリートしている
- パテックフィリップノーチラスの時価は1600万円に到達
- 投資的視点を持った時計選びで資産価値も重視
- アメトークでの時計披露が毎回話題になる
ケンコバの時計コレクションは世界三大高級ブランドを完全制覇している
ケンドーコバヤシさんの時計コレクションで最も注目すべき点は、世界三大高級時計ブランドであるパテックフィリップ、ヴァシュロンコンスタンタン、オーデマピゲをすべて所有していることです。これらのブランドは一般的に「雲上ブランド」と呼ばれ、入手困難かつ高額なことで知られています。
パテックフィリップからは、24都市の時間を同時に確認できる複雑機構を搭載したワールドタイム Ref.5110G-001を所有しています。このモデルは緻密なダイヤルワークが特徴的で、世界を網羅する機能性と美しいデザインを高度に両立させた至高の腕時計です。また、2019年には現在時価1600万円とも言われるノーチラス Ref.5711/1Aも着用が確認されており、その希少価値の高さがうかがえます。
ヴァシュロンコンスタンタンについては、オーヴァーシーズ オートマティック Ref.4500V/110A-B128や、1977年創設222周年記念の222コレクション スクエアモデルを所有しています。特に222コレクションは50万円で購入したものが現在では大幅な値上がりを見せており、ケンコバさんの投資的な視点の確かさを物語っています。
🔍 ケンコバ所有の世界三大ブランド一覧
| ブランド名 | 所有モデル | 特徴 |
|---|---|---|
| パテックフィリップ | ワールドタイム 5110G | 24都市時間表示機能 |
| パテックフィリップ | ノーチラス 5711/1A | 現在時価1600万円 |
| ヴァシュロンコンスタンタン | オーヴァーシーズ 4500V | マルタ十字デザイン |
| ヴァシュロンコンスタンタン | 222コレクション | 50万円→大幅値上がり |
| オーデマピゲ | ロイヤルオーク 15400ST | 41mmケース |
| オーデマピゲ | ロイヤルオーク オフショアダイバー | 300m防水仕様 |
オーデマピゲでは、ブランドの代表的なモデルであるロイヤルオーク Ref.15400ST.OO.1220ST.01と、よりスポーティーなロイヤルオーク オフショアダイバー Ref.15703ST.OO.A002CA.01を所有しています。ロイヤルオークの特徴的な八角形ベゼルとタペストリー模様の文字盤は、まさに高級時計の象徴とも言える存在です。
これらの時計は単に高額なだけでなく、定期的なメンテナンスにも多額の費用がかかり、適切な保管環境も必要とします。ケンコバさんがこれらすべてを適切に管理し、実際に着用して楽しんでいる姿からは、真の時計愛好家としての姿勢が見て取れます。
ハミルトンベンチュラへの深い愛着は高校時代から続いている
ケンコバさんの時計愛の原点とも言えるのが、ハミルトンのベンチュラです。高校生時代に初めて本格的な時計として購入した「618 RIDERS」から始まり、現在では複数のベンチュラモデルを所有し、シーンに合わせて使い分けているほどです。
特に印象的なのは、エルビス・プレスリー生誕75周年記念モデル H24471131への愛着です。このモデルはエルビスが映画「ブルー・ハワイ」で着用したことで有名になったベンチュラの記念モデルで、ケンコバさんはゴールドとシルバーの両方のカラーバリエーションを所有しています。番組出演時にどちらを選ぶかは、その日の気分やファッションに合わせて決めているそうです。
🎯 ケンコバ所有のベンチュラコレクション
| モデル名 | 型番 | 特徴 |
|---|---|---|
| ベンチュラ エルビス75周年 | H24471131 | ゴールド・シルバー両方所有 |
| ベンチュラ エルビスアニバーサリー | H24481131 | ブレスレットタイプ |
| ベンチュラ 60周年記念復刻 | H24301511 | イエローゴールドPVD |
| パルソマチック パルサー40周年 | H52515139 | 自動巻×デジタル表示 |
また、非常にユニークなモデルとしてパルソマチック パルサー40周年記念モデル H52515139も所有しています。これは自動巻きムーブメントでありながらデジタル表示という珍しい機構を持つモデルで、ケンコバさんの時計に対する探究心の深さを物語っています。
ベンチュラの特徴的な三角形ケースは、1957年の誕生以来変わらないデザインで、当時としては革新的な電池式腕時計として登場しました。エルビス・プレスリーが愛用したことで一躍有名になり、その後も映画「メン・イン・ブラック」シリーズでエージェントたちが着用するなど、ポップカルチャーにおいても重要な位置を占めています。
ケンコバさんがベンチュラを愛する理由は、そのユニークなデザインだけでなく、アメリカンカルチャーへの深い愛情にも起因しています。彼のファッションスタイルであるアメカジやバイカーファッションとも相性が良く、革ジャケットとの組み合わせは特に印象的です。
G-SHOCKマットカラーシリーズを全色コンプリートしている
意外にも、ケンコバさんは高級時計だけでなく、カシオのG-SHOCKも熱心に収集しており、自身のコレクションの半分はG-SHOCKだと語っています。中でも注目すべきは、2016年に発売されたマットカラーシリーズの完全コンプリートです。
マットカラーシリーズは、G-SHOCKの定番5600系をミリタリーカラーベースで現代風に仕上げたニューモデルで、マットブルー（ネイビー）、マットグリーン（カーキ）、マットホワイト、マットオレンジの全4色が展開されました。ケンコバさんは番組出演時にこれらのモデルを順次着用し、最終的に全色コンプリートを達成しています。
📊 ケンコバ所有のG-SHOCKマットカラーシリーズ
| カラー | 型番 | 着用確認番組 |
|---|---|---|
| マットブルー | DW-5600M-2JF | トリックハンター |
| マットグリーン | DW-5600M-3JF | トリックハンター |
| マットホワイト | DW-5600M-8JF | 笑ってこらえて |
| マットオレンジ | DW-5600M-4JF | ファミリーヒストリー |
これらのモデルは、落ち着いたマット仕様で統一されることでファッションシーンで幅広く活躍できるG-SHOCKとして設計されており、文字板にホワイトを使用することで非常にすっきりとした印象を与えています。20気圧防水、ストップウォッチ、タイマー、マルチアラーム・時報、フルオートカレンダー機能を搭載した万能デジタルウォッチとして、実用性も抜群です。
さらに、ケンコバさんは最新のフルメタルカシオーク GM-B2100Dも着用が確認されています。このモデルは八角形のベゼルが特徴で、高級時計のような風格を備えたG-SHOCKとして注目を集めています。また、フロッグマン GF-8250-9の限定カラーイエローモデルも所有しており、200m潜水用防水機能を持つプロ仕様のダイバーズウォッチも楽しんでいます。
このようにケンコバさんのG-SHOCK選びからは、価格帯に関係なく、デザインや機能性を重視する姿勢が見て取れます。高級時計だけでなく、カジュアルな時計も同様に愛用する幅広い時計観こそが、彼の時計コレクターとしての真骨頂と言えるでしょう。
パテックフィリップノーチラスの時価は1600万円に到達
2024年のラジオ番組で大きな話題となったのが、ケンコバさんが所有するパテックフィリップ ノーチラス Ref.5711/1Aの時価が約1600万円に達しているという驚きの事実です。このモデルは2021年に生産終了が発表された後、その希少価値から市場価格が急激に高騰しました。
ノーチラスは1976年に登場した際、高級時計といえば金無垢という時代に、あえてステンレススチールで製作された革新的なモデルでした。「時計界のピカソ」とも称される天才デザイナー、ジェラルド・ジェンタによるデザインは、船の舷窓をモチーフにした独創的なケース形状が特徴です。
💰 ノーチラス価格推移の驚愕の事実
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売当時価格 | 約150万円前後 |
| 現在の時価 | 約1600万円 |
| 価格上昇率 | 約10倍以上 |
| 生産終了年 | 2021年 |
特にケンコバさんが所有するブルーグレーの文字盤（通称：パテックブルー）は、コレクター垂涎の的となっており、白文字盤より100万円以上のプレミアム価格がついて取引されているのが実状です。この異常な価格高騰について、ケンコバさんはラジオ番組で「もちろん、俺はそんな出してないよ」と語っており、購入時期の絶妙さがうかがえます。
このノーチラスの価格高騰は、近年の高級時計市場における異常な状況を象徴する出来事として注目されています。特にコロナ禍以降、高級時計への投資熱が高まり、希少性の高いモデルは投機的な動きも見られるようになりました。
ケンコバさんの場合、投資目的だけでなく、時計本来の美しさや機械としての魅力を理解した上で選択していることが重要なポイントです。実際に番組で着用している姿からも、単なる投資対象ではなく、愛用品として大切にしていることが伝わってきます。
投資的視点を持った時計選びで資産価値も重視
ケンコバさんの時計選びには、明確な投資的視点が存在します。単に時計として楽しむだけでなく、将来的な資産価値や希少性も考慮した戦略的なコレクション構築を行っています。
特に限定モデルや記念モデルへの投資は秀逸で、エルビス・プレスリー生誕75周年記念のハミルトンベンチュラ、オメガのスピードマスター125周年記念モデル、**チューダーのヴィンテージサブマリーナー「イカサブ」**など、希少価値の高いモデルを積極的に収集しています。
🏆 ケンコバの投資成功例
| 購入時期・価格 | 現在の価値 | 上昇率 |
|---|---|---|
| ヴァシュロン222コレクション（50万円） | 大幅値上がり | 数倍 |
| パテックノーチラス（推定150万円） | 1600万円 | 約10倍 |
| チューダーイカサブ | 市場価値上昇中 | 継続上昇 |
また、アンティーク時計市場にも精通しており、経年変化で価値が上がる可能性のある時計も所有しています。ヴァシュロンコンスタンタンの222コレクションのように、購入時の50万円から大幅に価値が上昇しているものもあり、その投資的な視点の確かさを物語っています。
ただし、ケンコバさんの真骨頂は、投資価値だけでなく、デザインや機械としての魅力、歴史的価値など、時計の多面的な価値を理解した上で選択を行っている点にあります。近年の高級時計市場では投機的な動きも見られますが、彼の場合は本来の価値以上に高騰している例も少なくない中で、冷静な判断を保っています。
このような投資的視点を持ちながらも、時計本来の魅力を見失わない姿勢こそが、真の時計コレクターとしてのケンコバさんの魅力と言えるでしょう。実際に番組で着用し、日常的に楽しんでいる姿は、単なる投資家ではなく、真の時計愛好家である証拠です。
アメトークでの時計披露が毎回話題になる
ケンコバさんの時計コレクションが最も注目を集めるのは、アメトークをはじめとするテレビ番組での露出シーンです。番組内で披露される時計は毎回視聴者や時計愛好家の間で大きな話題となり、その選択眼の確かさが評価されています。
アメトークでは様々な高級時計を着用して登場しており、オメガのスピードマスター125周年記念モデル、IWCアクアタイマーオートマティック2000、ブレゲマリーンII、ジャガールクルト グランドレベルソ ウルトラスリム1931ルージュなど、時計好きでなければ知らないようなマニアックなモデルも多数披露しています。
📺 アメトーク等で披露された注目時計
| 番組名 | 着用時計 | 特徴・話題性 |
|---|---|---|
| アメトーク | オメガ スピードマスター125周年 | キムタクも愛用の名品 |
| アメトーク | ブレゲ マリーンII | 美しいギョーシェ彫り |
| アメトーク | ジャガールクルト レベルソ | 赤い文字盤の希少モデル |
| 地元応援バラエティ | オーデマピゲ ロイヤルオーク | 世界三大ブランドの代表格 |
| CoCo壱番屋芸人 | オーデマピゲ オフショアダイバー | ラバーベルト仕様 |
特にIWCのアクアタイマーは、黄色のアクセントカラーが特徴的で、200気圧防水という高い機能性を備えています。チタン製のケースにより見た目以上に軽量な着け心地を実現しており、陸上でも「使える」腕時計として評価されています。
また、ブレゲのマリーンIIは、美しいギョーシェ彫りの文字盤と6時位置のビッグデイト表示が特徴で、高級時計らしい優雅さと実用性を兼ね備えたモデルとして番組内でも話題となりました。
これらの時計の露出は、時として視聴者に誤解を与えることもあります。実際のところ、ケンコバさんのコレクションにはG-SHOCKなど、カジュアルな時計も数多く含まれているためです。むしろ、幅広い価格帯の時計を楽しむという彼の本質的な姿勢は、普段の番組出演時により良く表れているかもしれません。
ケンコバの時計選びに隠された哲学と影響力
- ケンコバの時計コレクション総額は億単位と推測される
- 芸人くっきーに与えた時計選びへの影響は計り知れない
- ハミルトンからの信頼関係は特別なレベルに達している
- 時計専門誌からも一目置かれる深い知識を持っている
- 革ジャンコレクションとの相性を考えた時計選び
- カジュアルから超高級まで幅広い価格帯をカバー
- 機能性とデザイン性のバランスを重視した選択眼
ケンコバの時計コレクション総額は億単位と推測される
ケンコバさんの時計コレクションの正確な総額を算出することは困難ですが、主要なコレクションの価値から概算すると、億単位に達している可能性が高いと推測されます。所有する時計の数が常に変動していることに加え、市場価値も日々変動しているためです。
主要なコレクションの現在価値を見てみると、パテックフィリップのノーチラスは現在の時価で1600万円程度、オーデマピゲのロイヤルオークは数百万円、ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズも同程度の価値があります。これらの高級時計だけでも数千万円の価値になります。
💎 ケンコバコレクション価値推定表
| カテゴリ | 代表的モデル | 推定価値 |
|---|---|---|
| 世界三大ブランド | パテック、VC、AP | 3000-5000万円 |
| その他高級ブランド | ロレックス、IWC、ブレゲ等 | 1000-2000万円 |
| ハミルトンコレクション | ベンチュラ各種 | 200-500万円 |
| G-SHOCKコレクション | マットシリーズ等 | 50-100万円 |
| アンティーク・ヴィンテージ | 222コレクション等 | 500-1000万円 |
さらに、アンティークモデルも数多く所有しており、中にはヴァシュロンコンスタンタンの222コレクションのように、購入時の50万円から大幅に価値が上昇しているものもあります。チューダーのイカサブなどのヴィンテージモデルも、近年の市場価値上昇により、購入時点から数倍の価値になっている可能性があります。
一方で、G-SHOCKのコレクションは1本あたり1〜15万円程度と比較的手頃な価格帯ですが、限定モデルやコンプリートシリーズとして見た場合、その価値は単純な購入価格を超えるものとなっています。マットカラーシリーズの全色コンプリートなど、コレクターとしての価値も考慮する必要があります。
ただし、これらの総額は時計市場の動向によって大きく変動する可能性があります。また、メンテナンス費用なども考慮する必要があるため、単純な金額だけでコレクションの価値を判断することは適切ではないでしょう。重要なのは、ケンコバさんがこれらの時計を単なる投資対象ではなく、真に愛用していることです。
芸人くっきーに与えた時計選びへの影響は計り知れない
ケンコバさんの時計への造詣は、芸人仲間にも大きな影響を与えています。特に、野性爆弾のくっきーさんは、ケンコバさんのコレクションに強い影響を受けた一人として知られており、師匠として崇めているほどです。
両者の時計選びには興味深い共通点があります。カジュアルなG-SHOCKから高級ブランドまで、幅広い価格帯の時計を楽しむという姿勢は共通しており、価格にとらわれずに時計本来の魅力を追求する点で一致しています。
🎭 ケンコバとくっきーの時計選び比較
| 比較項目 | ケンコバ | くっきー |
|---|---|---|
| 高級ブランド | 世界三大ブランド制覇 | 個性的なセレクト |
| カジュアル系 | G-SHOCK多数所有 | 同様にG-SHOCK愛用 |
| 選択基準 | 投資価値+デザイン | 直感+個性重視 |
| 影響関係 | 師匠的存在 | 弟子として学習 |
一方で、くっきーさんの時計コレクションは、師匠とは異なる独自の方向性も見せています。ケンコバさんが伝統的な高級ブランドを好む傾向にあるのに対し、くっきーさんは比較的新しいブランドにも積極的に目を向けているという違いがあります。
この師弟関係は、芸能界における時計文化の伝承という意味でも興味深いものです。ケンコバさんの深い知識と経験が、後輩芸人にも受け継がれていく様子は、時計愛好家コミュニティの広がりを示す良い例と言えるでしょう。
また、くっきーさんがケンコバさんと同じマットホワイトのG-SHOCKを所有していることも確認されており、具体的な影響の表れとして注目されています。神田愛花アナが登場し亀裂が入ったように見えましたが、ケンコバさんとくっきーさんのあやしい関係がまだ続いている感じがするのも微笑ましいエピソードです。
それぞれが独自の時計観を持ち続けている点は興味深く、単なる模倣ではなく、師匠の影響を受けながらも自分なりの時計選びを確立している様子がうかがえます。
ハミルトンからの信頼関係は特別なレベルに達している
ケンコバさんとハミルトンの関係は、単なるコレクターとブランドの関係を超えており、特別な信頼関係が築かれています。特に、ベンチュラシリーズへの深い造詣は、ハミルトンジャパンからも高く評価されているとされています。
高校生時代に初めて購入した「618 RIDERS」から始まり、ベンチュラの様々なモデルを収集してきたケンコバさんの熱意は、ブランド側にとっても心強い存在です。エルビス・プレスリー生誕75周年記念モデルや、60周年記念の限定モデルなど、記念すべき特別なモデルも数多く所有しています。
🏅 ケンコバとハミルトンの特別な関係性
| 関係性の側面 | 具体例 |
|---|---|
| 歴史的理解 | ベンチュラの誕生背景まで熟知 |
| 技術的知識 | パルソマチック等特殊機構も理解 |
| ブランド愛 | 複数モデルの使い分け |
| 情報発信 | メディア露出でブランド価値向上 |
また、パルソマチックパルサー40周年記念モデルのような特殊な機構を持つ時計にも精通しており、その知識の深さはハミルトンの歴史を語る上でも重要な存在となっています。このモデルは自動巻きながらデジタル表示という珍しい機構を持ち、ローターを巻き上げたエネルギーをマイクロジェネレーターで電気エネルギーに変換してデジタイザーを発光させるという技術的に興味深い時計です。
ケンコバさんのハミルトンに対する愛情は、単なる商品への愛着を超えて、アメリカンカルチャーへの深い理解に根ざしています。ベンチュラが誕生した1950年代のアメリカは、第二次世界大戦後の過渡期で、新しい時代に向けた自由で創造的なカウンターカルチャーが若者を中心に生まれた時期でした。
このような文化的背景まで理解した上でベンチュラを愛用するケンコバさんの姿勢は、ブランドにとっても理想的なアンバサダー的存在と言えるでしょう。実際、テレビ番組でベンチュラを着用する度に話題となり、ブランドの認知度向上にも貢献しています。
時計専門誌からも一目置かれる深い知識を持っている
ケンドーコバヤシさんは芸能界で最も深い時計の知識を持つ人物として、時計専門誌や業界関係者からも高く評価されています。実際、時計専門誌のインタビューや、ラジオ番組での時計特集にも頻繁に出演しており、その知識の深さは専門家をも唸らせるレベルです。
クロノス日本版の広田雅将編集長がパーソナリティを務めるラジオ番組「BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪」にもゲスト出演し、収録にはスクエアケースのヴァシュロン・コンスタンタン「222」やロードエルジンの”鉄仮面”など、マニアが驚くような逸品を持参しました。
📚 ケンコバの時計知識の深さを示すエピソード
| 知識分野 | 具体例 |
|---|---|
| ブランド歴史 | ハミルトンの変遷を詳細に解説 |
| 技術的理解 | パルソマチックの機構まで熟知 |
| 市場動向 | 投資価値の正確な把握 |
| アンティーク | ヴィンテージモデルの価値評価 |
特に注目すべきは、単に高額な時計を知っているだけでなく、時計の技術的な仕組みや歴史的背景まで深く理解していることです。例えば、ハミルトンのパルソマチックについて、自動巻きムーブメントでありながらデジタル表示という珍しい機構の説明を正確に行えるレベルの知識を持っています。
また、アンティーク時計への造詣も深く、ヴィンテージモデルの価値や歴史についても詳しい知識を持っています。2011年には50万円で購入したヴァシュロンコンスタンタンの222コレクションが、現在では大幅な値上がりを見せているなど、投資的な視点も含めた総合的な判断力を持っています。
このような深い知識は、単に高額な時計を購入できる経済力があるからではなく、真摯に時計と向き合い、学び続けてきた結果です。時計専門誌での特集記事や、専門家との対談でも、その知識の確かさと情熱が伝わってきます。
時計業界の専門家からも「芸能界随一の時計通」として認められているケンコバさんの存在は、時計文化の普及という意味でも非常に価値のあるものと言えるでしょう。
革ジャンコレクションとの相性を考えた時計選び
ケンコバさんの時計選びには、彼のもう一つの大きな趣味である革ジャンコレクションとの相性も大きく影響しています。自前のレザージャケットを80着所有し、うちライダースが60着、フライトジャケットが20着という驚異的なコレクションを持つ彼にとって、時計は革ジャンとのコーディネートも重要な要素です。
特にライダースを着用する際は、薄型の時計をつけることが多いとケンコバさん自身が語っています。ライダースの袖は細く作られているため、厚みのある時計では袖に干渉してしまうからです。この日の収録で着用していた「LORD ELGIN」通称「鉄仮面」も、薄型でライダースに合わせやすいモデルとして選択されています。
🧥 革ジャンと時計のペアリング哲学
| シチュエーション | 推奨時計タイプ | 理由 |
|---|---|---|
| ライダース着用時 | 薄型モデル | 袖との干渉を避ける |
| フライトジャケット | パイロットウォッチ | テーマの統一性 |
| カジュアル革ジャン | G-SHOCK等 | ラフなスタイリング |
| ドレッシー革ジャン | 高級薄型時計 | 上品な印象作り |
ケンコバさんのファッションスタイルは、基本的にアメカジやバイカーファッションが中心となっており、ハミルトンベンチュラのようなアメリカンヴィンテージテイストの時計との相性は抜群です。特にエルビス・プレスリーが愛用したベンチュラは、ロックンロールカルチャーの象徴でもあり、革ジャンとの組み合わせは文化的な一貫性も感じられます。
また、最近では「ライダースにクラシックなスラックスを合わせることが多くなった」と語っており、ファッションの変化に合わせて時計選びも進化していることがうかがえます。より洗練されたスタイリングには、高級時計との組み合わせも増えているようです。
このような革ジャンと時計のコーディネートは、ケンコバさんの美意識の表れでもあります。単に高額な時計を着けるのではなく、全体のスタイリングとの調和を考えた選択は、真のファッション好きならではの視点と言えるでしょう。
時計を「ほぼアクセサリーの感覚」で楽しんでいるというケンコバさんの言葉からも、ファッションアイテムとしての時計の役割を重視していることが分かります。
カジュアルから超高級まで幅広い価格帯をカバー
ケンコバさんの時計コレクションの最も特徴的な点の一つは、カジュアルなG-SHOCKから数千万円の超高級時計まで、幅広い価格帯をカバーしていることです。この多様性こそが、真の時計愛好家としての彼の姿勢を表しています。
価格帯別に見ると、最も手頃なのはG-SHOCKシリーズで、1万円台から15万円程度まで。中間価格帯としてハミルトンのベンチュラシリーズが10万円前後、そして超高級ゾーンとして世界三大ブランドの時計が数百万円から数千万円という構成になっています。
💰 ケンコバコレクション価格帯別分析
| 価格帯 | 代表ブランド・モデル | 本数目安 | 楽しみ方 |
|---|---|---|---|
| 1-15万円 | G-SHOCK、プロトレック | 20本以上 | 日常使い、スポーツ |
| 10-50万円 | ハミルトン、タグホイヤー | 10本程度 | カジュアル〜セミフォーマル |
| 100-500万円 | ロレックス、IWC、ブレゲ | 5-10本 | ビジネス、特別な場面 |
| 1000万円以上 | パテック、VC、AP | 5本程度 | コレクション、投資 |
この価格帯の多様性は、ケンコバさんの「好きになったモノには色々と手を出してしまう傾向」の表れでもあります。本人も「どうしても1着だけ、一つだけを愛することができない」と語っており、これが未婚の原因だと冗談めかして話しています。
重要なのは、どの価格帯の時計も同じように愛用し、それぞれの特性を理解して使い分けていることです。G-SHOCKはスポーツやアウトドア活動時に、ハミルトンベンチュラは日常のカジュアルシーンで、高級時計は特別な場面やフォーマルな席で、といった具合に使い分けています。
また、価格に関係なく、デザインや機能性、歴史的背景を重視して選択している点も特徴的です。例えば、数万円のG-SHOCKでも、マットカラーシリーズを全色コンプリートするなど、価格以外の価値を見出しています。
このような幅広い価格帯をカバーするコレクションは、時計を多角的に楽しめることを示しており、時計愛好家にとってのお手本とも言える姿勢です。
機能性とデザイン性のバランスを重視した選択眼
ケンコバさんの時計選びで最も感心させられるのは、機能性とデザイン性のバランスを絶妙に取った選択眼です。単純に見た目だけで選ぶのでもなく、機能だけを重視するのでもなく、両者の調和を重視した選択を行っています。
例えば、IWCのアクアタイマーオートマティック2000は、200気圧防水という本格的なダイバーズウォッチの機能を持ちながら、黄色のアクセントカラーが目を引く個性的なデザインが特徴です。チタン製のケースにより、見た目は厳つい腕時計ですが、実際は驚くほど軽い着け心地を実現しており、陸上でも「使える」腕時計として評価されています。
⚖️ 機能性とデザイン性のバランス分析
| モデル | 機能面の特徴 | デザイン面の特徴 | バランス評価 |
|---|---|---|---|
| IWCアクアタイマー | 200気圧防水、チタンケース | 黄色アクセント、個性的 | 機能美の体現 |
| ブレゲマリーンII | 10気圧防水、実用性重視 | ギョーシェ彫り、上品 | 実用性と美しさ両立 |
| G-SHOCKフロッグマン | 200m潜水防水、タフネス | カエルデザイン、遊び心 | 実用性に楽しさをプラス |
| パテックワールドタイム | 24都市時間表示 | 緻密なダイヤルワーク | 複雑機構と美の融合 |
また、ブレゲのマリーンIIは、美しいギョーシェ彫りの文字盤と6時位置のビッグデイト表示が特徴で、高級時計らしい優雅さと実用性を兼ね備えています。10気圧防水機能により日常使いでも安心でき、シリーズ名の通り海での使用も想定された実用的な一面も持っています。
G-SHOCKフロッグマンでは、200m潜水用防水機能という本格的なスペックを持ちながら、裏蓋の刻印とELバックライトにカエルをデザインするという遊び心も忘れていません。このような「機能性に遊び心をプラス」する姿勢も、ケンコバさんらしい選択と言えます。
最も印象的なのは、パテックフィリップのワールドタイムで、24都市の時間を同時に確認できる複雑機構を搭載しながら、緻密なダイヤルワークで視認性とデザイン性を高度に両立させている点です。いくら眺めていても飽きない至高の腕時計として、機能美の極致を体現しています。
このような選択眼は、長年にわたって時計と向き合い続けてきたケンコバさんならではのものであり、時計愛好家にとって大いに参考になる視点と言えるでしょう。
まとめ：ケンコバの時計選びは多様性と深い愛情の結晶
最後に記事のポイントをまとめます。
- ケンコバは世界三大高級時計ブランド（パテック、VC、AP）を全て所有する稀有なコレクターである
- パテックフィリップノーチラスの現在時価は1600万円に達し、投資的価値も証明されている
- ハミルトンベンチュラへの愛着は高校時代から続く一貫したもので複数モデルを使い分けている
- G-SHOCKマットカラーシリーズを全色コンプリートするなどカジュアル時計も真剣に収集している
- 時計コレクション総額は億単位と推測され、芸能界でも屈指の規模である
- 後輩芸人くっきーに時計選びの影響を与え、師匠的存在として慕われている
- ハミルトンブランドとの信頼関係は特別なレベルに達している
- 時計専門誌や業界関係者からも一目置かれる深い知識と造詣を持つ
- 革ジャンコレクションとの相性を考慮した時計選びで一貫したスタイルを確立している
- 1万円台のG-SHOCKから数千万円の超高級時計まで幅広い価格帯をカバーしている
- 機能性とデザイン性のバランスを重視した選択眼で真の価値を見極めている
- アメトークでの時計披露は毎回話題となり、時計文化の普及に貢献している
- 投資的視点を持ちながらも時計本来の魅力を見失わない真の愛好家姿勢を保っている
- カジュアルからフォーマルまでシーンに応じた使い分けで時計を実用的に楽しんでいる
- 時計への情熱と知識は芸能界随一と評されるレベルに達している
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- http://watch.daygate.com/kendokobayashi.html
- https://ai-kouka.com/kenkoba-watch/
- https://schott-nyc.jp/feature/370.html
- https://lumixyl.jp/archives/4511
- https://commit-watch.co.jp/blogs/column/celebrity-series-117
- https://www.webchronos.net/features/105882/
- https://salondesase.co.jp/blog/watch/17438/
- https://10keiya.com/blogs/media/1016
- https://www.gqjapan.jp/watch/concierge/20180723/watch-comedians-picks
