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【2025年最新】オーデマピゲ体験が無料で楽しめる!原宿AP LAB Tokyoの魅力と予約方法を完全解説

【2025年最新】オーデマピゲ体験が無料で楽しめる!原宿AP LAB Tokyoの魅力と予約方法を完全解説
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

世界三大高級時計ブランドの一つであるオーデマピゲが、2023年に原宿に開設した体験型施設「AP LAB Tokyo」をご存知でしょうか。この施設は世界初のオーデマピゲエデュテインメント施設として、時計愛好家から初心者まで幅広い層に向けて、時計製造の世界を体験できる画期的なスポットです。驚くべきことに、これほど充実した内容でありながら完全無料で利用できるという、まさにオーデマピゲらしい太っ腹な施設となっています。

施設では、1階で5つのテーマ別ゲームを通じて時計の基礎知識を学び、2階では実際の時計師が行う装飾技法を体験できます。ペルラージュ、ヘアライン、フロステッドといった高級時計特有の仕上げ技術を、本物の工具を使って体験できるのは世界でもここだけです。予約は専用サイトから行え、約1時間から1時間半の充実した時間を過ごすことができます。

この記事のポイント
✅ AP LAB Tokyoの施設概要と無料体験の詳細内容
✅ 専用サイトでの予約方法と利用時の注意点
✅ 1階5つのゲームと2階時計師体験の具体的な内容
✅ アクセス方法と営業時間などの基本情報

オーデマピゲ体験の基本情報と施設概要

  1. オーデマピゲ体験ができるAP LAB Tokyoは世界初の無料体験施設
  2. 予約方法は専用サイトから簡単に申し込み可能
  3. 施設の場所は原宿キャットストリート近くでアクセス良好
  4. 営業時間と定休日は事前確認が必要
  5. 体験時間は約1時間から1時間半程度
  6. 施設の外観とコンセプトはスイス本社を再現

オーデマピゲ体験ができるAP LAB Tokyoは世界初の無料体験施設

オーデマピゲが2023年7月15日にオープンした「AP LAB Tokyo(エーピー ラボ トウキョウ)」は、世界初となるエデュテインメント型体験施設です。エデュテインメントとは、エデュケーション(教育)とエンターテイメント(娯楽)を組み合わせた造語で、楽しみながら学べることを意味しています。この施設の最大の特徴は、世界三大高級時計ブランドの一つであるオーデマピゲが提供する本格的な体験が完全無料で楽しめることです。

施設は2フロア構成となっており、1階では「時間」「素材」「機構」「音」「天体」をテーマにした5つのゲームを通じて、時計に関する基礎知識を学ぶことができます。すべてのゲームをクリアすると、2階の「マスタークラス」に進むことができ、実際の時計師が行う装飾技法を体験できる仕組みになっています。この段階的な学習システムにより、時計初心者でも無理なく時計製造の世界に触れることができるのです。

🏢 AP LAB Tokyo 基本情報

項目詳細
正式名称AP LAB Tokyo(エーピー ラボ トウキョウ)
開設日2023年7月15日
施設タイプエデュテインメント型体験施設
料金完全無料
構造2フロア構成
体験内容1階:5つのゲーム / 2階:時計師体験

注目すべきは、この施設には時計の展示が一切ないという点です。一般的なブランドショップやミュージアムとは異なり、あくまでも体験を通じて時の概念や高級時計に関する知識を深めることが目的となっています。これにより、商品を購入する圧迫感なく、純粋に時計製造の世界を楽しむことができるのです。

施設のコンセプトは「時計師への挑戦」となっており、参加者は段階的に時計師の技術や知識に触れていくことができます。特に、2階で体験できる装飾技法は、実際にオーデマピゲの工房で使用されている本物の工具を使用するため、プロフェッショナルな技術の一端を垣間見ることができる貴重な機会となっています。

このような充実した内容を無料で提供することで、オーデマピゲは時計愛好家だけでなく、時計に興味を持ち始めた初心者や若い世代にも門戸を開いています。ブランドの認知度向上や次世代への技術継承という観点からも、非常に意義深い取り組みと言えるでしょう。

予約方法は専用サイトから簡単に申し込み可能

AP LAB Tokyoを利用するには、事前予約が強く推奨されています。施設は予約優先制となっており、予約なしでも入場は可能ですが、混雑時には入場を断られる可能性があります。実際に、予約なしで来店して入場できなかった方も目撃されているため、確実に体験するためには予約を取ることをおすすめします。

予約は専用の公式サイト(https://booking.audemarspiguet.com/registration/9b028e04-930d-4a30-89a9-1bd084a6cd3a)から行うことができます。予約システムは日本語に対応しており、スマートフォンからでも簡単に操作できるユーザーフレンドリーな設計となっています。一般的には3日前まで予約を取ることが可能で、平日・土日問わず複数の時間帯から選択できます。

📱 予約手順の詳細

ステップ内容
1. サイトアクセス専用予約サイトにアクセス
2. 日時選択希望の日時を選択(3日前まで予約可能)
3. 人数入力参加人数を入力(最大4人まで)
4. 個人情報入力名前、連絡先等の必要情報を入力
5. 予約完了確認メールを受信して予約完了

予約が完了すると、登録したメールアドレスに確認メールが送信されます。このメールには予約時間や注意事項が記載されているため、当日まで大切に保管しておきましょう。また、予約時間の変更やキャンセルも、基本的には同じサイトから行うことができますが、直前の変更は電話での連絡が必要になる場合があります。

体験は4人一組でガイドが案内する形式となっているため、一度に大人数での利用はできません。グループで参加する場合は、事前に人数を調整しておくことが重要です。また、混雑状況によっては、希望の時間帯が取れない場合もあるため、複数の候補日を用意しておくと良いでしょう。

予約の際の注意点として、未成年者の参加も可能ですが、保護者の同伴が推奨されています。また、体験内容には精密な作業も含まれるため、小さなお子様の場合は安全面を考慮して参加可否を検討する必要があります。予約時に年齢を申告することで、適切なガイダンスを受けることができます。

施設の場所は原宿キャットストリート近くでアクセス良好

AP LAB Tokyoは、東京都渋谷区神宮前5-10-9に位置しており、原宿駅表参道駅の両方からアクセス可能な便利な立地にあります。最寄りは原宿駅で、表参道口から徒歩約8分程度の距離です。表参道駅からは徒歩約10分で、どちらの駅からも比較的アクセスしやすい場所にあります。

具体的な場所は、若者文化の発信地として知られるキャットストリートから少し入ったところにあります。MoMAデザインストアの裏手に位置しており、原宿の喧騒から少し離れた落ち着いた環境にあります。ブロンズ色のメッシュファサードが特徴的な外観は、一目でオーデマピゲの施設であることがわかる洗練されたデザインとなっています。

🚶 アクセス詳細情報

項目詳細
住所東京都渋谷区神宮前5-10-9
最寄り駅原宿駅(徒歩8分)/ 表参道駅(徒歩10分)
目印キャットストリート沿い、MoMAデザインストア裏
外観の特徴ブロンズ色メッシュファサード

施設周辺は、原宿らしいファッショナブルな店舗や カフェが立ち並ぶエリアです。体験前後に原宿散策を楽しむことができるため、一日のお出かけプランとしても最適です。また、表参道ヒルズや竹下通りといった人気スポットも徒歩圏内にあるため、観光と組み合わせて訪問することも可能です。

電車でのアクセスが最も便利ですが、車での来場は駐車場の確保が困難なため推奨されていません。原宿・表参道エリアは平日・休日問わず混雑することが多いため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。特に土日祝日は周辺道路の渋滞が予想されるため、時間に余裕を持って訪問することが重要です。

建物自体は決して大きくありませんが、スイスのル・ブラッシュにある本社の「ミュゼ アトリエ オーデマピゲ」のガラスパビリオンと同様の仕様を採用しており、オーデマピゲらしい洗練された雰囲気を醸し出しています。外観だけでも一見の価値があり、時計愛好家にとっては撮影スポットとしても人気です。

営業時間と定休日は事前確認が必要

AP LAB Tokyoの営業時間は11:00〜19:00となっており、比較的ゆとりのある時間設定です。定休日は毎週火曜日(祝日を除く)となっているため、訪問前には必ず営業日を確認することが重要です。特に連休中や祝日が火曜日にあたる場合は、営業状況が変更される可能性があるため、公式サイトでの確認をおすすめします。

営業時間内であっても、体験は完全予約制のタイムスロットで運営されているため、思い立ったときにすぐ体験できるわけではありません。各回の体験時間が約1時間から1時間半と設定されているため、一日に受け入れ可能な人数には限りがあります。このため、人気の時間帯(特に土日の午後)は早めに予約が埋まってしまう傾向があります。

営業詳細スケジュール

項目詳細
営業時間11:00〜19:00
定休日毎週火曜日(祝日を除く)
体験時間約1時間〜1時間半
予約システム完全予約制
最終受付18:00頃(推定)

お問い合わせは専用の電話番号(03-6633-7000)で受け付けており、営業時間内であれば日本語での対応が可能です。予約の変更やキャンセル、特別な要望がある場合は、事前に電話で相談することをおすすめします。特に、車椅子でのアクセスや特別なサポートが必要な場合は、事前の相談が必要です。

また、施設の性質上、メンテナンス日が不定期に設けられる場合があります。精密な機器を使用しているため、定期的な点検や調整が必要になることがあり、その際は臨時休業となる可能性があります。重要な日程で訪問を予定している場合は、前日に営業状況を確認することをおすすめします。

年末年始やゴールデンウィークなどの長期休暇中は、営業スケジュールが変更される場合があります。これらの期間中は特に予約が取りにくくなるため、早めの計画と予約が必要です。最新の営業情報は公式サイトで随時更新されているため、訪問前には必ずチェックしておきましょう。

体験時間は約1時間から1時間半程度

AP LAB Tokyoでの体験時間は、約1時間から1時間半程度となっています。この時間は、1階の5つのゲームをすべて体験し、2階の時計師体験まで含めた総時間です。各ゲームにかける時間や参加者の興味の度合いによって、多少前後することがありますが、基本的にはこの時間内で充実した体験を楽しむことができます。

体験は4人一組でスタッフのガイドのもと進行されます。各アトリエでは、専門知識を持ったスタッフが丁寧に解説してくれるため、時計に関する予備知識がなくても十分に楽しむことができます。むしろ、質問を積極的にすることで、より深い理解を得ることができるでしょう。

⏱️ 体験時間の内訳

体験内容所要時間(目安)
1階 5つのゲーム約45分〜60分
2階 時計師体験約20分〜30分
移動・準備時間約5分〜10分
合計約70分〜100分

1階の各アトリエでは、「TIME(時間)」から「ASTRONOMY(天体)」まで、それぞれ異なるテーマで時計に関する知識を学びます。各アトリエでの体験時間は約8分から12分程度で、ゲーム形式で楽しみながら学習できるよう工夫されています。特に人気が高いのは「ENERGY(機構)」のアトリエで、機械式時計の仕組みを大型の模型で理解できることから、多くの参加者が興味深く体験しています。

2階の時計師体験では、白衣を着用して本格的な工房の雰囲気を味わいながら、ペルラージュ、ヘアライン、フロステッドといった装飾技法を実際に体験します。この体験では、実際にオーデマピゲの工房で働く時計技師からの指導を受けることができ、プロフェッショナルな技術の一端に触れることができます。

体験後には、自分で装飾を施した真鍮のリングをお土産として持ち帰ることができます(在庫状況により変更の場合あり)。これは世界に一つだけの自分だけの作品となり、AP LAB Tokyoでの貴重な体験の思い出として大切にできるでしょう。

施設の外観とコンセプトはスイス本社を再現

AP LAB Tokyoの外観は、スイスのル・ブラッシュにあるオーデマピゲ本社の「ミュゼ アトリエ オーデマピゲ」のガラスパビリオンと同様の仕様で設計されています。ブロンズ色のメッシュファサードが特徴的で、原宿の若者文化あふれる街並みの中でも、一際高級感と洗練された雰囲気を醸し出しています。

建物に掲げられているのはオーデマピゲのロゴのみというシンプルなデザインで、商業施設というよりもオフィスやショールームのような落ち着いた印象を与えます。これは、商品販売を目的とせず、純粋に教育と体験を提供するという施設のコンセプトを表現したデザインと言えるでしょう。

🏗️ 施設デザインの特徴

要素詳細
外装材ブロンズ色メッシュファサード
デザイン参考スイス本社「ミュゼ アトリエ オーデマピゲ」
看板オーデマピゲロゴのみのシンプル設計
全体の印象高級感と洗練された雰囲気

内装にも本社のコンセプトが反映されており、特に2階部分にはスイスのジュウ渓谷の風景が壁面に描かれています。これは、オーデマピゲが1875年に創業した地であり、現在も変わらずウォッチメイキングを続けている美しい自然環境を再現したものです。この空間にいると、まるでスイスの工房にいるような気分を味わうことができます。

館内のナビゲーション的役割を果たしているのは、日本人イラストレーター岡村優太氏の作品です。時計のパーツをモチーフにしたマスコットキャラクターが壁面に描かれており、本社の「ミュゼ アトリエ オーデマピゲ」のオートマタ(からくり人形)からインスピレーションを得ています。これらのイラストは、堅くなりがちな時計の技術解説を親しみやすいものにする効果があります。

施設全体のコンセプトは**「時計師への挑戦」**となっており、参加者が段階的に時計師の技術や知識に触れていけるよう設計されています。単なる展示施設ではなく、体験を通じて学習できる「エデュテインメント」の考え方が、建物のデザインから体験内容まで一貫して反映されているのが特徴です。

オーデマピゲ体験の詳細内容と楽しみ方

  1. 1階の5つのゲームで時計の基礎知識を楽しく学習
  2. TIME(時間)体験では自分の時間感覚をチェック
  3. MATERIALS(素材)では実際の時計素材に触れて学ぶ
  4. ENERGY(機構)で機械式時計の仕組みを理解
  5. CHIMING(音)でミニッツリピーターの世界を体験
  6. ASTRONOMY(天体)でムーンフェイズの原理を学習
  7. 2階では本格的な時計師体験が待っている
  8. まとめ:オーデマピゲ体験は時計愛好家から初心者まで楽しめる特別な場所

1階の5つのゲームで時計の基礎知識を楽しく学習

AP LAB Tokyo の1階は、5つの異なるテーマのアトリエで構成されており、それぞれが時計製造に関わる重要な要素を楽しく学べるよう設計されています。これらのアトリエは「TIME(時間)」「MATERIALS(素材)」「ENERGY(機構)」「CHIMING(音)」「ASTRONOMY(天体)」というテーマに分かれており、参加者は順番にすべてのアトリエを体験していきます。

各アトリエでの体験は、単なる座学ではなく参加型のゲーム形式となっているため、時計に関する予備知識がない方でも楽しみながら学習することができます。専門知識を持ったスタッフが各アトリエで丁寧に解説してくれるため、疑問点があれば気軽に質問することができる環境が整っています。

🎮 1階アトリエ一覧

アトリエテーマ体験内容所要時間
ATELIER 1TIME(時間)時間感覚測定ゲーム約8分
ATELIER 2MATERIALS(素材)素材当てクイズ約10分
ATELIER 3ENERGY(機構)機械式時計組立パズル約12分
ATELIER 4CHIMING(音)ミニッツリピーター体験約10分
ATELIER 5ASTRONOMY(天体)ムーンフェイズ学習約10分

これらのアトリエを通じて、参加者は時計製造の基礎となる知識を段階的に習得していきます。特に印象的なのは、各アトリエが相互に関連しており、前のアトリエで学んだ知識が次のアトリエでより深く理解できるよう構成されていることです。例えば、「MATERIALS」で学んだ素材の知識が、「ENERGY」での機構理解に活かされるといった具合です。

体験の進行は4人一組で行われ、グループ全体でコミュニケーションを取りながら進めることができます。家族連れ、友人同士、カップル、一人参加など、様々な構成の参加者が一緒に楽しめるよう配慮されており、時計という共通の興味を通じて新しいコミュニケーションが生まれることもあります。

各アトリエには、オーデマピゲの歴史や伝統技術に関する豆知識も散りばめられており、ブランドの魅力を自然に理解できるよう工夫されています。しかし、決して押し付けがましくなく、純粋に時計製造の技術や原理を学ぶことに重点が置かれているため、他ブランドの時計愛好家でも十分に楽しめる内容となっています。

すべてのアトリエを体験し終えると、2階の「マスタークラス」に進む資格を得ることができます。この段階制システムにより、参加者は達成感を感じながら、より深い体験へと導かれていくのです。

TIME(時間)体験では自分の時間感覚をチェック

「ATELIER 1:TIME」は、最初に体験するアトリエとして、参加者に時間の概念について改めて考えさせる興味深い体験を提供します。現代社会では、デジタル機器に囲まれて正確な時間を常に確認できる環境にいるため、自分自身の内なる時間感覚について考える機会はあまりありません。このアトリエでは、そんな現代人の時間感覚を見直すきっかけを提供してくれます。

体験の中心となるのは、カウンターに置かれた磁性の砂時計を使ったゲームです。この砂時計は正確に60秒を測ることができるよう設計されており、参加者は砂時計を見ることなく、心の中で60秒を数えて、タイミングを測るチャレンジに挑戦します。多くの参加者が、自分の時間感覚の正確性(または不正確性)に驚かされることになります。

TIME体験の詳細

要素内容
主要道具磁性砂時計(60秒計測)
チャレンジ内容内的時間感覚による60秒測定
学習ポイント個人の時間感覚の特性理解
体験効果時間に対する意識の向上

実際に体験してみると、多くの人が60秒ジャストを測ることの難しさを実感します。ある人は早すぎ、ある人は遅すぎと、個人差が大きく現れます。日常生活のリズムや性格、その日の体調などが時間感覚に影響することも、この体験を通じて理解できます。スタッフからは、時間感覚が人それぞれ異なることや、時計が人類にとっていかに重要な発明であったかについての解説もあります。

この体験は単なるゲームではなく、時計の存在意義について深く考えさせられる哲学的な側面も持っています。正確な時間を刻み続ける機械式時計の価値や、時計師たちが追求してきた精度への情熱について、参加者自身の体験を通じて理解を深めることができるのです。

また、この砂時計自体も現代アートのようなオブジェとして美しく、視覚的にも楽しめる要素があります。磁性を利用した独特の動きは、見ているだけでも興味深く、時間の流れを視覚化した芸術作品としても価値があります。

体験後には、自分の時間感覚について新たな発見があることが多く、日常生活での時間の使い方や時計との向き合い方について考えるきっかけになります。このように、最初のアトリエから既に参加者の意識に変化をもたらす、巧妙に設計された体験となっているのです。

MATERIALS(素材)では実際の時計素材に触れて学ぶ

「ATELIER 2:MATERIALS」では、オーデマピゲの時計製造に実際に使用されている6つの異なる素材に直接触れることができる、非常に貴重な体験を提供しています。このアトリエの最大の特徴は、視覚に頼らず触覚のみで素材を判断するゲーム形式になっていることです。テーブルに設けられた穴に手を入れて、中に隠された素材を触って当てるというユニークな体験方法となっています。

隠されている素材には、ダイヤル、ブレスレット、宝石、そして意外なものとしてなども含まれています。竹が時計製造に関係あるのか疑問に思う方も多いでしょうが、これにはオーデマピゲの革新的な技術開発の歴史が関わっています。スタッフからの詳細な解説により、各素材がどのように時計製造に使われているのかを学ぶことができます。

🤲 MATERIALS体験の素材例

素材カテゴリ具体例時計での用途
金属素材ゴールド、ステンレスケース、ブレスレット
ダイヤル素材タペストリーダイヤル文字盤表面
宝石ダイヤモンドインデックス、装飾
天然素材特殊ダイヤルの材料
複合素材カーボン、セラミック現代的なケース材料

特に印象的なのは、実際のタペストリーダイヤルに触れることができることです。オーデマピゲの代表作「ロイヤル オーク」の特徴的なタペストリーパターンのダイヤルは、通常であれば触ることなど考えられない貴重なパーツです。その独特な質感や精密な加工の様子を指先で感じることができるのは、まさに一生の思い出となる体験でしょう。

スタッフからは、このタペストリーダイヤルを製造する専用機械がスイスの工房でもわずか2台しかないことや、1つのダイヤルの加工に1時間から3時間もかかることなど、製造の困難さについても詳しく解説してもらえます。こうした情報により、高級時計の価格の背景にある技術的な価値を理解することができます。

また、現代の時計製造で使用される革新的な素材についても学ぶことができます。従来の金属素材だけでなく、カーボンファイバーやセラミック、さらには天然素材を応用した新しい材料など、オーデマピゲが挑戦し続ける素材革新の歴史を知ることができるのです。

この体験を通じて、時計が単なる時間を知る道具ではなく、様々な素材の特性を活かした総合的な工芸品であることを実感できます。素材選択の重要性や、それぞれの素材が持つ美しさや機能性について、触覚を通じて深く理解することができる貴重な学習機会となっています。

ENERGY(機構)で機械式時計の仕組みを理解

「ATELIER 3:ENERGY」は、多くの参加者が最も興味深く感じるアトリエの一つです。ここでは、機械式時計の動力伝達システムを大型の模型を使って実際に組み立てながら理解することができます。普段は小さなケースの中に収められている複雑な機構を、手に取れるサイズで体験できるため、機械式時計の仕組みを直感的に理解することが可能です。

体験では、実際のムーブメントと同じ構造を持つ大型パーツ(ガンギ、アンクル、二番車から四番車、香箱、テンプなど)が用意されており、参加者はこれらを正しい位置に組み立てていきます。完成すると、ゼンマイの代わりにバルクをゆっくり押しながら、金色のハンドルを回すことで、時・分・秒の歯車が実際に動き始める仕組みになっています。

⚙️ 機械式時計の主要パーツ

パーツ名機能体験での役割
香箱動力源(ゼンマイ収納)エネルギーの起点
二番車-四番車動力伝達回転速度の調整
ガンギ車脱進機の一部一定間隔での動力制御
アンクル脱進機の調整器テンプとの連動
テンプ振動調整器正確な時間刻みの創出

この体験の素晴らしい点は、参加者が自分の手で組み立てた機構が実際に動き始める瞬間の感動を味わえることです。バラバラだったパーツが一つのシステムとして機能し、規則正しく時を刻み始める様子を見ると、「すごい!」という声が自然と上がります。これは、機械式時計の魅力を最も分かりやすく伝える体験と言えるでしょう。

スタッフからは、なぜ機械式時計が正確に時を刻むことができるのか、各パーツがどのような役割を果たしているのかについて、詳細で分かりやすい解説があります。特に、脱進機の働きについては、実際に動作を見ながら理解できるため、時計愛好家でも新たな発見があることが多いです。

また、この体験を通じて、腕時計のような小さなケースの中で、これらの精密なパーツが完璧に動作していることの驚異を実感できます。機械式時計への敬意や、これを作り上げた人類の技術力への感嘆が自然と湧き上がってくる体験となっています。

時計初心者にとっては機械式時計の基本原理を理解する絶好の機会であり、経験者にとっては改めてその精巧さを実感する機会となります。この体験後は、自分の腕時計を見る目が確実に変わることでしょう。

CHIMING(音)でミニッツリピーターの世界を体験

「ATELIER 4:CHIMING」では、オーデマピゲが特に力を入れているミニッツリピーターという複雑機構について学ぶことができます。多くの人にとって、腕時計が音で時刻を知らせる機能があることは意外な発見かもしれません。このアトリエでは、視覚に頼らずに音だけで正確な時刻を知る技術の奥深さを体験することができます。

ミニッツリピーターは、低い音で時間を、高い音で分を表現する複雑なシステムです。体験では、鉄琴のような楽器を使って実際に音を鳴らしながら、時刻の表現方法を学びます。例えば、3時33分を表現する場合は、低い音を3回(3時)、高い音→低い音を2回ずつ(15分×2で30分)、高い音を3回(3分)という組み合わせで鳴らします。

🔔 ミニッツリピーターの音システム

音の種類表現内容音の例
低音(ドの音)時間3時 = 低音3回
高音+低音15分単位30分 = (高+低)×2回
高音(レの音)1分単位3分 = 高音3回

実際に挑戦してみると、指定された時刻を正確に音で表現することの難しさがよく分かります。頭の中で計算しながら、正しい順序で音を鳴らす必要があり、多少パニックになる参加者も少なくありません。しかし、正解できた時の達成感は格別で、ミニッツリピーターの魅力を身をもって体験することができます。

ミニッツリピーターが生まれた歴史的背景についても詳しく解説してもらえます。電気照明がなかった時代に、暗闇の中でも時刻を知ることができる技術として開発されたこの機構は、当時の人々にとって革命的な発明でした。現代でも、その美しい音色と複雑な機構により、時計愛好家から最も憧れられる複雑機構の一つとして位置づけられています。

体験では鉄琴を使いますが、実際の腕時計内部での音の発生メカニズムも映像で見ることができます。極小のハンマーが金属板を叩いて音を生み出すミクロな世界の精密技術には、参加者全員が驚嘆することでしょう。こうした技術を腕時計サイズに収めることの困難さを理解すると、ミニッツリピーター搭載時計の価値がより深く理解できます。

この体験を通じて、時計が単に時間を表示するだけでなく、音という感覚にも訴える芸術作品でもあることを実感できます。オーデマピゲがなぜミニッツリピーターにこだわり続けているのか、その理由が体験を通じて自然と理解できる素晴らしいアトリエです。

ASTRONOMY(天体)でムーンフェイズの原理を学習

「ATELIER 5:ASTRONOMY」は、時間概念の原点である天体の動きについて学ぶアトリエです。ここでは、特にムーンフェイズ機構に焦点を当てて、月の満ち欠けと時計表示の関係について深く理解することができます。このアトリエには、世界でわずか2台しかないという貴重なムーンフェイズ再現装置が設置されており、参加者は実際に天体の動きを体験することができます。

ムーンフェイズ機構は、地球から見た月の見え方の変化を時計の文字盤上で再現する複雑機構です。新月から満月、そして再び新月に至るまでの約29.5日の周期を、精密な歯車システムで表現しています。この体験では、太陽・地球・月の位置関係を模型で確認しながら、なぜ月の見え方が変化するのかという天体力学の基本を学ぶことができます。

🌙 ムーンフェイズの基本構造

要素機能体験での学習内容
太陽(光源)月を照らす月の明るい部分の変化原理
地球(観測点)月を観測する位置見る角度による見え方の違い
月(変化する対象)満ち欠けを表示29.5日周期の理解
歯車機構正確な周期再現機械的精度の重要性

この装置を実際に動かしてみると、月の位置が変わることで地球から見える月の形が変化する様子を視覚的に理解することができます。学生時代に理科の授業で学んだ内容を、大人になって改めて体験することで、新たな発見や理解を得ることができる参加者が多いようです。

特に興味深いのは、この天体の動きを機械的に再現する技術の精密さです。ムーンフェイズ表示の精度は、高級時計では何百年もの間、わずかな誤差しか生じないレベルまで達しています。このような精密さを実現するための歯車比の計算や、機構設計の複雑さについても詳しく解説してもらえます。

また、ムーンフェイズ機構が時計に搭載される意味についても考えることができます。現代では月の満ち欠けを日常的に意識することは少なくなりましたが、古来より人類は月の動きを時間や季節の指標として重要視してきました。時計にムーンフェイズを搭載することは、この伝統的な時間感覚を現代に継承する意味があるのです。

この体験を通じて、時計が単に機械的な時間表示装置ではなく、宇宙の動きと深く結びついた哲学的な道具でもあることを理解できます。天体の神秘と人間の技術が融合した美しい表現として、ムーンフェイズ機構の魅力を十分に感じることができるアトリエとなっています。

2階では本格的な時計師体験が待っている

1階の5つのアトリエをすべて体験した参加者は、いよいよ2階の**「マスタークラス」**に進むことができます。2階は実際のスイス工房をイメージした空間となっており、壁面にはジュウ渓谷の美しい風景が描かれ、まるでオーデマピゲの本社工房にいるような雰囲気を味わうことができます。ここでは、本物の時計師が行う装飾技法を実際に体験することができる、まさに本格的な時計師体験が待っています。

まず最初に、参加者はオーデマピゲの時計師と同じ白衣を着用します。この白衣には「AUDEMARS PIGUET」と「AP」のロゴが刺繍されており、着用するだけで気分が高まります。作業台には拡大鏡をはじめ、ペルラージュ装飾用の卓上ボール盤、フロステッド装飾用のリューターなど、実際の工房で使用されている本格的な工具が設置されています。

🔧 2階マスタークラスの設備

設備・工具用途体験内容
作業用白衣時計師の制服プロフェッショナル体験
拡大鏡精密作業用細部の確認
ボール盤ペルラージュ装飾円形模様の彫刻
やすり板ヘアライン仕上げ直線模様の加工
リューターフロステッド装飾ダイヤモンド粉加工

指導してくれるのは、実際にオーデマピゲの工房で働いている時計技師です。彼らから直接技術指導を受けることができるのは、まさに一生に一度の貴重な体験と言えるでしょう。プロフェッショナルな技術を間近で見ることで、高級時計製造の真髄に触れることができます。

体験では、オーデマピゲの象徴的な八角形ベゼルをモチーフにした真鍮製のリングに、3つの異なる装飾技法を施します。これらの技法は、実際のロイヤル オークなどの高級時計に使用されているものと同じで、参加者は世界最高峰の装飾技術の一端を体験することができるのです。

作業は完全に手作業で行われ、電気式の機械がなかった時代には人力で動く装置で同様の作業を行っていたという歴史的背景も学ぶことができます。これにより、マニュファクチュールという言葉の真の意味や、手工業としての時計製造の価値を深く理解することができます。

体験後には、自分で装飾を施した真鍮のリングを記念品として持ち帰ることができます(在庫状況により変更の場合あり)。これは世界に一つだけの自分だけの作品となり、AP LAB Tokyoでの特別な体験の証として一生大切にできる宝物となることでしょう。

まとめ:オーデマピゲ体験は時計愛好家から初心者まで楽しめる特別な場所

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. AP LAB Tokyoは世界初のオーデマピゲエデュテインメント施設で完全無料で利用できる
  2. 原宿キャットストリート近くの好立地で原宿駅から徒歩8分の便利なアクセス
  3. 予約は専用サイトから3日前まで可能で予約優先制のため事前予約が推奨される
  4. 営業時間は11:00-19:00で定休日は毎週火曜日となっている
  5. 体験時間は約1時間から1時間半で充実した内容を楽しめる
  6. 1階には5つのテーマ別アトリエが設置されている
  7. TIME体験では60秒計測チャレンジで自分の時間感覚をチェックできる
  8. MATERIALS体験では実際のタペストリーダイヤルなど貴重な素材に触れられる
  9. ENERGY体験では大型模型を使って機械式時計の仕組みを直感的に理解できる
  10. CHIMING体験ではミニッツリピーターの音システムを鉄琴で実際に体験できる
  11. ASTRONOMY体験では世界2台しかないムーンフェイズ装置で天体の動きを学べる
  12. 2階マスタークラスでは本物の時計師から装飾技法の指導を受けられる
  13. ペルラージュ・ヘアライン・フロステッドの3つの装飾技法を実際に体験できる
  14. 作業用白衣を着用して本格的な時計師の気分を味わえる
  15. 体験後は自分で装飾した真鍮リングを記念品として持ち帰れる
  16. 時計愛好家から初心者まで幅広く楽しめる教育的エンターテイメント施設である
  17. 商品販売を目的とせず純粋に教育と体験に特化している
  18. スイス本社の雰囲気を再現した洗練された空間デザインとなっている
  19. 4人一組での体験で他の参加者との交流も楽しめる
  20. 時計製造への理解と敬意を深められる貴重な学習機会を提供している

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト

  • https://www.audemarspiguet.com/com/ja/news/origins/event06.html
  • https://booking.audemarspiguet.com/registration/9b028e04-930d-4a30-89a9-1bd084a6cd3a
  • https://www.eye-eye-isuzu.co.jp/blogs/column/audemars_piguet_241005
  • https://www.asahi.com/ads/audemars/aplabtokyo/
  • https://ameblo.jp/nanami1207jp/entry-12885669519.html
  • https://www.fashion-press.net/news/106428
  • https://www.vogue.co.jp/article/2023-07-18-audemarspiguet
  • https://www.global-produce.jp/gpjournal/trend/audemars-piguet-aplabtokyo/
  • https://piazo.jp/article/20231023-AP-LAB-Tokyo-report/
  • https://twitter.com/AudemarsPiguet/status/1798224812994887794