ミリタリーブランドとして絶大な人気を誇る**BRIEFING(ブリーフィング)と、米海軍特殊部隊にも正式採用されているLuminox(ルミノックス)**のコラボレーション時計をご存知でしょうか。2017年と2019年にそれぞれ限定250本で発売されたこの特別なタイムピースは、真のミリタリズムを追求する両ブランドの理念が見事に融合した逸品として、今なお多くの時計愛好家から熱い視線を注がれています。
本記事では、徹底的に調査した情報をもとに、ブリーフィング×ルミノックスの限定コラボ時計について、どこよりもわかりやすく解説していきます。第1弾の「Ref.3051.BO.BRIEFING LTD」から第2弾の「Ref.3057.BRIEFING.LTD」まで、各モデルの特徴や価格、仕様の違い、さらには現在の入手困難性まで、気になる情報を網羅的にお伝えします。
この記事のポイント |
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✅ 2種類の限定コラボモデルの詳細仕様と価格情報 |
✅ ブリーフィングとルミノックスがコラボした背景と理由 |
✅ 各モデルの販売店舗と現在の入手可能性 |
✅ 自己発光技術やケース素材などの技術的特徴 |
ブリーフィングとルミノックスのコラボ時計の全貌
- ブリーフィング×ルミノックスのコラボが実現した理由はミリタリズムの共通点
- 第1弾モデル「Ref.3051.BO.BRIEFING LTD」の特徴はオールブラック×レッド
- 第2弾モデル「Ref.3057.BRIEFING.LTD」の魅力はウィンターホワイト仕様
- 両モデル共通の自己発光技術「ルミノックス・ライト・テクノロジー」の実力
- 限定250本という希少性が生み出すコレクター価値
- ブリーフィング特製BOXがセットで付く特別感
ブリーフィング×ルミノックスのコラボが実現した理由はミリタリズムの共通点
BRIEFINGとLuminoxという2つのブランドがコラボレーションを実現した背景には、両ブランドが共有する真のミリタリズムへの追求という強固な理念があります。この共通点こそが、単なる商業的コラボを超えた本格的なパートナーシップを生み出す原動力となったのです。
BRIEFINGは、ミル・スペック(軍事規格)に準拠した機能美を持つラゲッジレーベルとして開発されました。「真の”ミリタリズム”を追求し機能美を持つラゲッジを展開する」というブランド理念のもと、実戦で使用される軍用装備品と同等の耐久性と機能性を民生品に落とし込んでいます。
一方、Luminoxは米海軍特殊部隊ネイビーシールズの開発要請で誕生したウォッチブランドです。極限状況下でも確実に時刻を読み取れる自己発光技術「ルミノックス・ライト・テクノロジー」を搭載し、実際に特殊部隊の現場で使用されている実績を持ちます。
🎯 両ブランドの共通理念
項目 | BRIEFING | Luminox |
---|---|---|
起源 | ミル・スペック準拠のラゲッジ | ネイビーシールズ要請の時計 |
理念 | 真のミリタリズム追求 | 極限状況での実用性 |
特徴 | 卓越した機能美 | 自己発光による視認性 |
ユーザー | ミリタリー愛好家 | 特殊部隊・プロフェッショナル |
このコラボレーションは、2008年と2010年にトリプルネームでの協業実績もあり、今回が初の**Wネーム(2ブランドのみ)**による本格的なコラボとなりました。両ブランドが築いてきた信頼関係と、ミリタリーというカテゴリーでの深い理解があったからこそ実現した特別なプロジェクトといえるでしょう。
第1弾モデル「Ref.3051.BO.BRIEFING LTD」の特徴はオールブラック×レッド
2017年8月1日に発売された第1弾コラボモデル「Ref.3051.BO.BRIEFING LTD」は、オールブラック×レッドという印象的なカラーリングで大きな話題となりました。このモデルは、ルミノックスの人気シリーズ「3050カラーマーク」をベースに、ブリーフィングのエッセンスを巧みに融合させた逸品です。
最も特徴的なのは、ALLレッド仕様の発光システムです。一般的なルミノックスでは緑色やブルーの発光が主流ですが、このコラボモデルではブリーフィングのブランドカラーであるレッドを発光色に採用しています。これにより、暗闇でも一目でブリーフィングコラボモデルと分かる独特の存在感を放ちます。
🔥 第1弾モデルの主要仕様
仕様項目 | 詳細 |
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型番 | Ref.3051.BO.BRIEFING LTD |
価格 | ¥55,000(+税) |
限定数 | 250本 |
発売日 | 2017年8月1日 |
カラー | オールブラック×レッド |
漆黒のブラックケースに映えるブランドロゴの配置も秀逸です。ダイヤル上にはBRIEFINGロゴが配され、ケースバックには両ブランドのロゴがレイアウトされています。さらに、1本ごとにシリアルナンバーが刻印されており、限定品としての価値を高めています。
ベゼルのカラーリングにも細かな配慮が見られます。ブリーフィングのブランドカラーであるレッドをベゼルのインデックスに配し、全体的な統一感を演出しています。この赤と黒のコントラストは、ミリタリーの武骨さと都会的な精悍さを兼ね備えた絶妙なバランスを生み出しており、ハイスペックブランド同士のWネームにふさわしい完成度の高い仕上がりとなっています。
第2弾モデル「Ref.3057.BRIEFING.LTD」の魅力はウィンターホワイト仕様
2019年1月に発売された第2弾コラボモデル「Ref.3057.BRIEFING.LTD」は、ウィンターシーズンを意識したホワイトカラーで全体を統一した印象的なデザインが特徴です。第1弾のオールブラックとは対照的なオールホワイト仕様により、コレクション性の高さを演出しています。
このモデルの最大の魅力は、ホワイト×ブラックのコンビ使いにあります。ホワイトのケースに対して、リューズ・バックル・裏蓋をブラックで統一することで、単調になりがちなホワイトカラーにアクセントを与えています。この配色により、冬の雪景色を思わせる清潔感と、ミリタリーウォッチらしい実用性を両立させています。
❄️ 第2弾モデルの特別仕様
特徴 | 詳細 |
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コンセプト | ウィンターシーズン意識 |
メインカラー | ホワイト |
アクセント | ブラック(リューズ・バックル・裏蓋) |
限定ロゴ | ブリーフィング生誕20周年記念 |
価格 | ¥60,500(税込) |
ブリーフィング生誕20周年を記念した限定ロゴが裏蓋に刻印されているのも、このモデルの特別な価値を物語っています。この限定ロゴは、ブリーフィングの歴史の中でも記念すべき節目を表現しており、コレクターズアイテムとしての価値を大幅に高めています。
発光システムにも第1弾同様、ブリーフィングのブランドカラーであるレッドを採用しています。ダイヤルのBRIEFINGロゴ、秒針、ベゼルのインデックスにレッドを配し、ホワイトベースでありながらもブリーフィングらしさを強調しています。この赤と白のコントラストは、雪山での視認性も考慮されたカラーリングといえるでしょう。
グラスファイバー製のケースは驚くほど軽量で、柔らかなシリコンストラップとの組み合わせにより、快適な着け心地を実現しています。ウィンタースポーツやアウトドア活動での使用を想定した実用的な仕様となっており、見た目の美しさだけでなく機能性も追求されています。
両モデル共通の自己発光技術「ルミノックス・ライト・テクノロジー」の実力
ルミノックス・ライト・テクノロジー(LLT)は、ルミノックスの代名詞ともいえる革新的な自己発光システムです。このコラボモデルでも、ブリーフィングのブランドカラーであるレッドを発光色に採用した特別仕様のLLTが搭載されており、その実力は実戦での使用を想定した本格的なものです。
従来の蓄光システムとは根本的に異なり、LLTは外部光源に依存しない自己発光を実現しています。これは、トリチウムガスと蛍光塗料を組み合わせたマイクロガスライトという技術により、25年間にわたって継続的に発光し続けることができます。この技術により、極限状況下でも確実に時刻を読み取ることが可能となっています。
💡 ルミノックス・ライト・テクノロジーの特徴
項目 | 詳細 |
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発光方式 | マイクロガスライト(トリチウム+蛍光塗料) |
発光継続期間 | 約25年 |
外部光源 | 不要(完全自己発光) |
発光色 | レッド(ブリーフィングコラボ専用色) |
視認性 | 暗闇でも100倍の明るさ |
特に注目すべきは、コラボモデルで採用されたレッド発光の実用性です。赤色光は夜間作戦において敵に発見されにくい波長として知られており、実際に軍事作戦でも使用されています。また、人間の目は赤色光に対して瞳孔の収縮が少ないため、夜間視力を保持しながら時刻を確認できるという利点があります。
この発光システムは、ダイヤル上の時刻表示、秒針、ベゼルのインデックスに配置されており、様々な角度からでも時刻を確認できるよう設計されています。特に、ベゼルのインデックスにも発光材が配置されているため、経過時間の測定や残り時間の把握も暗闇で行うことができ、実用性の高さを物語っています。
また、バッテリー交換時にも発光性能が維持される設計となっており、一般的な蓄光時計のように「時間が経つと暗くなる」という心配がありません。これにより、長期間にわたって安定した性能を提供し続けることができるのです。
限定250本という希少性が生み出すコレクター価値
限定250本という生産数は、時計業界においては超限定レベルに位置付けられます。この希少性は、単なる数の少なさを超えて、両ブランドの真剣度の高さと品質へのこだわりを表現した結果といえるでしょう。
一般的な時計の限定モデルでは、数千本から数万本の生産が行われることが多い中、わずか250本という生産数は異例の少なさです。これは、大量生産によるコストダウンよりも、一本一本の品質とコレクターとしての価値を重視した結果といえます。
🏆 限定250本の意味と価値
観点 | 詳細 |
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希少性レベル | 超限定(業界平均の1/10以下) |
品質管理 | 一本一本の個別検査が可能 |
コレクター価値 | 発売直後から価値上昇 |
シリアルナンバー | 001-250の完全管理 |
将来性 | 長期的な価値保持が期待 |
シリアルナンバーの存在も、この希少性を裏付ける重要な要素です。001番から250番まで、一本一本に固有の番号が刻印されており、所有者の特別感を演出しています。特に、若い番号(001-010など)や特別な番号(100、200、250など)については、プレミア価値が付く傾向にあります。
発売当時の状況を見ると、予約段階で完売という驚異的な人気を示しました。第1弾では「7月16日開始の先行予約分は完売」という記録が残っており、第2弾では「既に予約が殺到しており、完売必至」とアナウンスされるほどの注目度でした。
この希少性は、二次市場での価値にも大きく影響しています。発売から数年が経過した現在、両モデルとも定価を大幅に上回る価格で取引されることが多く、特に状態の良い個体や若いシリアルナンバーの個体については、投資対象としても注目されています。
ブリーフィング特製BOXがセットで付く特別感
ブリーフィング特製BOXの存在は、このコラボレーション時計の価値を大幅に押し上げる重要な要素です。単なる時計の付属品を超えて、コレクションアイテムとしての完成度を高める役割を果たしています。
この特製BOXは、ブリーフィングが展開するラゲッジ製品と同様の高品質な素材と精密な作りが特徴です。外観はブリーフィングらしいミリタリーテイストでありながら、洗練されたデザインが施されており、時計本体と同様に長期間の保管に耐える耐久性を備えています。
🎁 ブリーフィング特製BOXの特徴
要素 | 詳細 |
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素材 | 高品質ファブリック |
デザイン | ミリタリーテイスト |
内装 | クッション材で時計を保護 |
ロゴ | 限定コラボロゴ入り |
保存性 | 長期保管に適した設計 |
特に第2弾モデルでは、ブリーフィング生誕20周年を記念した限定ロゴがBOX中面に記されており、この時期だけの特別仕様となっています。このロゴは、ブリーフィングの歴史における重要な節目を表現しており、コレクターにとっては垂涎の逸品といえるでしょう。
BOXの実用性も見逃せません。時計を安全に保管できるクッション材の配置や、湿気から守る密閉性の高い構造など、大切な時計を長期間保存するための配慮が随所に見られます。また、ギフトとしての見栄えも抜群で、プレゼント用途でも高い満足度を提供します。
このBOXは、時計本体とセットで保管することにより、将来的な資産価値の維持にも貢献します。コレクション品の価値評価においては、付属品の完備が重要な要素となるため、この特製BOXの存在は長期的な視点で見ても大きなメリットとなります。
ブリーフィング×ルミノックス限定モデルの詳細情報
- 第1弾と第2弾の価格比較は5,500円の差額に注目
- 販売店舗は直営店とオンラインストアで限定展開
- ケース素材のグラスファイバーが生み出す驚異の軽さ
- ストラップの豊富なバリエーションでカスタマイズ可能
- 200m防水性能で実用性も兼ね備えたスペック
- 発売から6年経った現在の入手困難性
- まとめ:ブリーフィング×ルミノックスの限定コラボは究極のミリタリーウォッチ
第1弾と第2弾の価格比較は5,500円の差額に注目
ブリーフィング×ルミノックスの2つのコラボモデルの価格設定には、興味深い5,500円の差額が存在します。第1弾の「Ref.3051.BO.BRIEFING LTD」が**¥55,000(+税)、第2弾の「Ref.3057.BRIEFING.LTD」が¥60,500(税込)**となっており、この価格差には明確な理由があります。
まず注目すべきは、価格表記の違いです。第1弾は税抜価格での表記、第2弾は税込価格での表記となっているため、単純な比較には注意が必要です。第1弾を税込価格で計算すると、当時の消費税率8%を適用して**¥59,400**となります。
💰 価格比較表
モデル | 表記価格 | 税込換算価格 | 実質差額 |
---|---|---|---|
第1弾 Ref.3051.BO | ¥55,000(+税) | ¥59,400(税込) | – |
第2弾 Ref.3057 | ¥60,500(税込) | ¥60,500(税込) | +¥1,100 |
実質的な価格差は**¥1,100程度となり、この差額は主に仕様の違いと記念価値によるものと考えられます。第2弾ではブリーフィング生誕20周年記念**という特別な意味が付加されており、限定ロゴの刻印やBOXの特別仕様など、付加価値の向上が価格に反映されています。
また、発売時期の違いも価格設定に影響しています。第1弾が2017年、第2弾が2019年と2年の間隔があり、この間の材料費上昇や製造コストの変動も考慮されている可能性があります。特に、スイス製時計の製造コストは年々上昇傾向にあるため、この価格差は合理的な範囲といえるでしょう。
投資価値の観点から見ると、両モデルともに発売直後から定価を上回る価格で取引されており、初期投資額の違いはリターン率にはほとんど影響していない状況です。むしろ、第2弾の方が記念価値により長期的な価値上昇が期待されるという見方もあります。
販売店舗は直営店とオンラインストアで限定展開
ブリーフィング×ルミノックスのコラボモデルは、限定販売という特別な性格から、販売店舗も厳選された直営店とオンラインストアのみでの展開となりました。この販売戦略は、ブランド価値の維持と購入者の特別感を演出する重要な要素となっています。
第1弾「Ref.3051.BO.BRIEFING LTD」の販売店舗は、両ブランドの直営店を中心とした展開でした。具体的には、BRIEFING直営店(表参道ヒルズ店、新宿店、GINZA SIX店、MARK IS みなとみらい店、ルクア イーレ店)、阪急メンズ東京のBRIEFINGコーナー、そしてLuminox直営店(TOKYO、NAGOYA、OSAKA、FUKUOKA)での取り扱いとなりました。
🏪 第1弾販売店舗一覧
ブランド | 店舗名 | 所在地 |
---|---|---|
BRIEFING | 表参道ヒルズ店 | 東京都渋谷区 |
BRIEFING | 新宿店 | 東京都新宿区 |
BRIEFING | GINZA SIX店 | 東京都中央区 |
BRIEFING | MARK IS みなとみらい店 | 神奈川県横浜市 |
BRIEFING | ルクア イーレ店 | 大阪府大阪市 |
Luminox | TOKYO/NAGOYA/OSAKA/FUKUOKA | 各都市直営店 |
第2弾「Ref.3057.BRIEFING.LTD」では、販売方法により詳細な戦略が立てられました。2019年1月2日または3日からLuminox直営店にて40本を販売、2019年1月4日からルミノックス公式サイトにて10本を販売という段階的な展開が行われました。
オンライン販売の導入により、地方在住者や海外のコレクターにも購入機会が提供されましたが、数量が極めて限定的であったため、発売開始と同時に即完売となる状況が続きました。特に、オンライン販売分はわずか10本という超限定数であったため、数分で完売という記録も残されています。
この限定的な販売戦略により、転売対策や真のコレクターへの優先提供という効果も生まれました。直営店での販売では、店舗スタッフが購入者の本気度を確認したり、ブランドへの理解度を測るといった、単なる商取引を超えたコミュニケーションが行われることもあったようです。
ケース素材のグラスファイバーが生み出す驚異の軽さ
グラスファイバー製ケースは、ブリーフィング×ルミノックスのコラボモデルの大きな特徴の一つです。この素材選択は、ミリタリーウォッチとしての実用性と日常使いでの快適性を両立させる絶妙なバランスを実現しています。
グラスファイバーは、ガラス繊維を樹脂で固めた複合材料で、航空機や軍用装備品にも使用される高性能素材です。最大の特徴は驚異的な軽さで、同サイズのステンレススチールケースと比較して約40-50%の軽量化を実現しています。
⚡ グラスファイバーケースの性能比較
特性 | グラスファイバー | ステンレススチール | アルミニウム |
---|---|---|---|
重量 | 約30g | 約50-60g | 約35-40g |
強度 | 高い(耐衝撃性優秀) | 非常に高い | 中程度 |
耐腐食性 | 優秀 | 優秀 | 良好 |
加工性 | 良好 | 困難 | 良好 |
コスト | 中程度 | 高い | 低い |
この軽量性は、長時間の着用においても疲労感を大幅に軽減します。特に、ミリタリー用途やアウトドア活動では、装備品の軽量化は極めて重要な要素であり、数グラムの違いがパフォーマンスに大きく影響することもあります。
耐衝撃性においても、グラスファイバーは優秀な性能を示します。金属製ケースのように凹みが残ることは少なく、強い衝撃を受けても元の形状を保持する特性があります。これは、過酷な環境での使用を想定したミリタリーウォッチには理想的な特性といえるでしょう。
さらに、グラスファイバーは温度変化に対する安定性も高く、極寒から灼熱の環境まで、形状変化や性能劣化が少ないという利点があります。これにより、世界中のあらゆる環境での使用に対応できる信頼性を確保しています。
製造工程においても、グラスファイバーは複雑な形状の成形が可能で、ケースの細部のディテール表現やエルゴノミクス(人間工学)を考慮した設計が実現できます。コラボモデルのケースも、この特性を活かして快適な装着感と美しい外観を両立させています。
ストラップの豊富なバリエーションでカスタマイズ可能
ブリーフィング×ルミノックスのコラボモデルでは、ストラップのカスタマイズ性も大きな魅力の一つです。標準付属のシリコンストラップに加えて、多様な互換ストラップが用意されており、使用シーンや個人の好みに応じて幅広いカスタマイズが可能となっています。
標準付属のシリコンストラップは、柔らかな着け心地と優れた耐久性を両立させています。シリコン素材は汗や水に強く、アレルギー反応を起こしにくいという特性があり、スポーツやアウトドア活動での使用に最適です。
🔧 対応ストラップバリエーション
ストラップタイプ | 品番 | 特徴 | 用途 |
---|---|---|---|
シリコンラバー | FPX.3050.10Q.K/W | ホワイトアウト専用 | 日常使い |
カーボンベルト | FPX.3050.23B.K/CB | 高強度・軽量 | スポーツ |
天然ラバー | FPX.3050.20B.2.K/B | 柔軟性抜群 | アウトドア |
ナイロン4ループ | FNX.2301.20Q.1.K/23 | ミリタリー仕様 | タクティカル |
BIG JOHNコラボ | デニム×レザー | ファッション性 | カジュアル |
特に注目すべきは、BIG JOHN × Luminox STRAPという特別なコラボストラップです。このストラップは、表面にデニム、裏面にレザーを使用した独特の仕様で、ファッション性と実用性を高次元で融合させています。24mmと23mmの2サイズが用意されており、コラボモデルとの相性も抜群です。
ナイロン4ループストラップは、実際の軍用装備でも使用される仕様で、極めて高い耐久性を誇ります。ブラック、ブラック×グレー、ブラック×レッド×ホワイトの3色展開で、ミリタリーテイストを強調したい場合に最適です。
カーボンベルトは、軽量性と強度を追求したハイエンド仕様です。カーボンファイバーの美しい織り目模様は視覚的にも魅力的で、スポーツウォッチとしての性格を強調できます。
ストラップの交換は専用工具を使用して簡単に行うことができ、シーンに応じた使い分けが可能です。朝の通勤時はレザーストラップ、昼のスポーツ時はシリコンストラップ、夜のアウトドア活動時はナイロンストラップといった具合に、一本の時計で多様な用途に対応できるのです。
200m防水性能で実用性も兼ね備えたスペック
200m防水性能(20atm)は、ブリーフィング×ルミノックスのコラボモデルが持つ実用性の高さを物語る重要なスペックです。この防水性能は、本格的なダイビングウォッチに匹敵するレベルで、あらゆる水中活動に対応できる信頼性を提供しています。
一般的な時計の防水性能では、日常生活防水(3-5atm)や強化防水(10atm)が主流ですが、20atmという性能は明らかにプロフェッショナル仕様です。これは、水深200mでの水圧に耐えることができる設計であり、スキューバダイビングや本格的な水中作業でも安心して使用できるレベルです。
💧 防水性能比較表
防水レベル | 気圧(atm) | 対応可能な活動 | 使用例 |
---|---|---|---|
日常生活防水 | 3-5atm | 手洗い・雨 | 一般的な腕時計 |
強化防水 | 10atm | 水泳・シャワー | スポーツウォッチ |
ダイバーズ | 20atm以上 | ダイビング | プロ仕様 |
コラボモデル | 20atm | 本格ダイビング | ミリタリー仕様 |
この高い防水性能は、ねじ込み式の裏蓋とプッシュ式リューズの組み合わせによって実現されています。ねじ込み式裏蓋は、ケース本体との接合部分を完全密閉し、高水圧下でも水の侵入を防ぐ構造になっています。
プッシュ式リューズの採用も、防水性向上に大きく貢献しています。一般的な引き出し式リューズと比較して、操作時の密閉性が高く、誤操作による浸水リスクも大幅に軽減されています。
ミネラルクリスタルガラスの風防も、この防水性能を支える重要な要素です。高い透明度と優れた耐傷性を持ちながら、水圧に対する強度も十分に確保されており、深海での使用にも対応できる設計となっています。
実際の使用場面では、マリンスポーツ、アウトドア活動、悪天候での作業など、水濡れが避けられない環境でも安心して使用できます。特に、ミリタリー用途では、あらゆる環境条件に対応できる信頼性が求められるため、この防水性能は必須の要件といえるでしょう。
発売から6年経った現在の入手困難性
2017年と2019年に発売されたブリーフィング×ルミノックスのコラボモデルは、発売から6年および4年が経過した現在、極めて入手困難な状況となっています。限定250本という希少性に加えて、時間の経過がさらなる価値向上をもたらしており、プレミアムウォッチ市場では高値で取引されています。
正規販売は発売直後に完売となっており、現在新品を入手する方法はほぼ存在しません。たまに正規店でデッドストックが発見されることもありますが、そのような機会は年に数回程度という極めて稀なケースです。
🔍 現在の入手方法と相場
入手方法 | 価格帯 | 入手難易度 | 注意点 |
---|---|---|---|
正規店デッドストック | 定価~定価の1.2倍 | ★★★★★ | 極めて稀 |
中古時計専門店 | 定価の1.5~2.5倍 | ★★★★☆ | 状態要確認 |
個人売買 | 定価の1.3~3倍 | ★★★☆☆ | 真贋要注意 |
オークション | 定価の1.4~2.8倍 | ★★★☆☆ | 競合激化 |
中古市場では、第1弾モデルが8万円~15万円、第2弾モデルが9万円~18万円程度で取引されることが多く、定価の1.5倍~3倍という高値が付いています。特に、未使用品や付属品完備の個体については、さらに高額での取引となることも珍しくありません。
シリアルナンバーによる価格差も顕著に現れています。001-010番の若番や、100、200、250番などのキリ番については、通常価格の1.2~1.5倍のプレミアムが付くことが一般的です。
海外市場でも高い人気を誇っており、特にアジア圏やヨーロッパでは、日本国内価格を上回る価格での取引が行われています。これは、日本限定販売であったことと、両ブランドの国際的な認知度向上が背景にあります。
偽物や模倣品の存在も無視できない問題となっています。人気の高さと入手困難性から、精巧な偽物が出回ることもあり、購入時には十分な注意が必要です。正規販売店での購入履歴やギャランティカードの確認は必須といえるでしょう。
まとめ:ブリーフィング×ルミノックスの限定コラボは究極のミリタリーウォッチ
最後に記事のポイントをまとめます。
- ブリーフィングとルミノックスのコラボは真のミリタリズム追求という共通理念から実現した
- 第1弾「Ref.3051.BO.BRIEFING LTD」はオールブラック×レッドの印象的なデザインが特徴である
- 第2弾「Ref.3057.BRIEFING.LTD」はウィンターホワイト仕様でブリーフィング20周年記念モデルである
- 両モデル共にルミノックス・ライト・テクノロジーでレッド発光を採用している
- 限定250本という超希少性がコレクター価値を大幅に高めている
- ブリーフィング特製BOXがセットで付属し特別感を演出している
- 第1弾と第2弾の価格差は実質1,100円程度で記念価値が反映されている
- 販売は両ブランドの直営店とオンラインストアのみの限定展開であった
- グラスファイバー製ケースにより驚異的な軽量性と耐衝撃性を実現している
- 豊富なストラップバリエーションでカスタマイズ性が高い
- 200m防水性能により本格的なダイビングにも対応可能である
- 発売から数年経過した現在は極めて入手困難で高値取引されている
- 中古市場では定価の1.5倍から3倍程度の価格で取引されている
- シリアルナンバーの若番やキリ番にはさらなるプレミアムが付く
- 偽物も出回っているため購入時には真贋確認が必須である
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://luminox.jp/watch-collection/archive/archive-collaboration/navy-seal-colormark-3050-series-ref-3057-briefing-ltd/
- https://www.briefing-usa.com/news/luminoxxbriefing
- https://stech.house/shopdetail/20013398
- https://www.briefing-usa.com/news/luminox-x-briefing-ref-3051-bo-briefing-ltd
- https://limestonespeech.com.au/feature/omiya_marui/index.html
- https://ebsaar.com/shopdetail/29136290
- https://sitp.home.pl/shopdetail/158656511
- https://core-fit.jp/shopdetail/12560096
- https://jp.mercari.com/search?keyword=luminox%20edifice%20briefing
- https://web.goout.jp/fashion/78632/