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ブレゲブティック銀座の全貌を徹底解剖!リニューアル後の魅力と限定モデルの秘密を大公開

ブレゲブティック銀座の全貌を徹底解剖!リニューアル後の魅力と限定モデルの秘密を大公開
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

スイスの高級時計ブランド「ブレゲ」の日本旗艦店であるブレゲブティック銀座が、2024年6月に華々しくリニューアルオープンを果たしました。銀座の一等地に位置するこの店舗は、単なる時計販売店を超えた、まさにブレゲの世界観を体感できる特別な空間として生まれ変わっています。1800年代製のギヨシェ旋盤機の展示から、最新のVIPラウンジまで、訪れる人々を魅了する数々の要素が詰め込まれています。

リニューアルを記念して発売された日本限定の「マリーン」コレクションをはじめ、ブレゲの技術力と芸術性を間近で体験できる貴重な機会が、この銀座ブティックには用意されています。本記事では、リニューアル後のブレゲブティック銀座の魅力を余すことなくお伝えし、訪問前に知っておきたい情報から、店舗でしか体験できない特別な要素まで、詳細に解説していきます。

この記事のポイント
✓ ブレゲブティック銀座の基本情報と最新の営業状況
✓ リニューアル後の店舗デザインと特別な展示内容
✓ 日本限定マリーンコレクションの詳細仕様と価格
✓ VIPラウンジやギヨシェ旋盤機など他店舗にない魅力

ブレゲブティック銀座のリニューアル詳細と基本情報

  1. ブレゲブティック銀座の基本情報と営業時間
  2. 2024年リニューアルで生まれ変わった店舗デザイン
  3. 1800年代製ギヨシェ旋盤機の展示が見どころ
  4. VIPラウンジで体験できる特別なサービス
  5. ニコラス・G・ハイエックセンターでのアクセス方法
  6. 予約システムと来店時の注意点

ブレゲブティック銀座の基本情報と営業時間

ブレゲブティック銀座は、東京都中央区銀座7-9-18のニコラス・G・ハイエックセンター3階に位置する、ブレゲの日本旗艦店です。営業時間は毎日11:00~20:00で、不定休となっているため、訪問前には事前に確認することをおすすめします。

📍 店舗基本情報

項目詳細
店舗名ブレゲブティック銀座
住所東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター3F
電話番号03-6254-7211
営業時間11:00~20:00(毎日)
定休日不定休
アクセス東京メトロ銀座線・日比谷線「銀座駅」A3出口より徒歩3分

このブティックは、スウォッチグループの7ブランドが入居する「ニコラス・G・ハイエックセンター」の3階フロア全面を使用しており、日本におけるブレゲの中核拠点として機能しています。銀座の中央通りに面した一等地にあるため、アクセス性は抜群で、国内外からの来店客が絶えません。

2024年6月26日のリニューアルオープンは、1801年の同日にアブラアン-ルイ・ブレゲが発明したトゥールビヨン機構の特許が認定された歴史的な日付に合わせて選ばれました。この日付選びからも、ブレゲが自社の歴史と伝統をいかに大切にしているかが伺えます。

店舗への問い合わせは電話での受付が基本となっており、特別な時計の下見や購入相談、修理サービスについても、事前に連絡を取ることで、より充実したサービスを受けることができます。また、メールでの連絡先としてboutique.ngh-center@breguet.comも提供されており、詳細な相談にも対応可能です。

銀座という立地の特性上、平日でも多くの来店客が予想されるため、ゆっくりと商品を見たい場合は、平日の開店直後や夕方以降の時間帯が比較的空いていると推測されます。ただし、これは一般的な傾向であり、確実ではないため、事前の予約や問い合わせを強くおすすめします。

2024年リニューアルで生まれ変わった店舗デザイン

2024年6月のリニューアルにより、ブレゲブティック銀座はコンテンポラリーでエレガントな空間として完全に生まれ変わりました。このリニューアルは、香港やチューリッヒでも話題となった新コンセプトの東京版完成形として位置づけられており、約10年ぶりの大規模改装となりました。

🎨 新デザインの特徴

デザイン要素詳細
主要素材アメリカンウォールナット、大理石
照明イタリア「バロヴィエール&トーゾ」製スタンド
カラーテーマブレゲブルーをアクセントに使用
装飾モチーフケースバンドのフルート装飾を模した家具
カーペットギヨシェ装飾を連想させる曲線模様

スイス本社のデザインチームが厳選したすべての要素が、ブレゲの特徴的なエレメントをシームレスに店内に組み込んでいます。特に注目すべきは、ケースバンドのフルート装飾を彷彿とさせる家具のデザインや、ギヨシェ装飾を連想させるカーペットの模様など、時計のディテールがインテリアにも反映されている点です。

ガラス張りの専用エレベーターで3階に到着すると、ビルの吹き抜けを透かすガラス壁から自然光が降り注ぐ開放的な空間が広がります。昼と夜で趣を変える照明システムが導入されており、時間帯によって異なる雰囲気を楽しむことができます。

店舗の奥に向かって、テーマ別のディスプレイが配置されており、「クラシック」「タイプXX」「トラディション」「マリーン」「クイーン・オブ・ネイプルズ」の各コレクション、そしてトゥールビヨンやグランドコンプリケーションの展示エリアが設けられています。この配置により、来店者は自然な流れでブレゲの全コレクションを体験できるようになっています。

ヴェネツィアの老舗「バロヴィエール&トーゾ」製の照明スタンドをはじめ、各国から銘品が運ばれており、ステータス感にブレゲのエスプリが添えられた華やかさの中にも、リラックスを誘う雰囲気が演出されています。大理石カウンターのベース部分には、「クラシック」コレクションのコインエッジを想わせるフルート状の装飾が施されるなど、細部にまでこだわりが感じられます。

1800年代製ギヨシェ旋盤機の展示が見どころ

ブレゲブティック銀座の最大の見どころの一つが、エントランス付近に展示されている1800年代後半に製造された手動のギヨシェ旋盤機です。この旋盤機は、ブレゲ本社の専門部門による修繕を経て、現在も正常に作動する貴重な実物として展示されています。

⚙️ ギヨシェ旋盤機の特徴

項目詳細
製造年代1800年代後半
状態修繕済み・現役稼働品
展示場所エントランス付近
特徴手動操作による伝統的な機構
意義ブレゲのクラフツマンシップの象徴

ブレゲマニュファクチュールは、時計業界最大のギヨシェ部門を誇っており、この芸術的技術を永続させることを必要不可欠と考えています。日本のブレゲブティックでこの旋盤機を見ることができるのは銀座店のみであり、実演イベントでも活躍する特別な展示品となっています。

ギヨシェ彫りは、時計の文字盤に施される装飾技術の一種で、規則的な幾何学模様を手作業で彫り込む伝統的な技法です。この技術は18世紀からブレゲの特徴的な要素として受け継がれており、現代の時計製造においても重要な役割を果たしています。

展示されている旋盤機は、クル・ド・パリのようなクラシカルなモチーフから、「ケ・ド・ロルロージュ」のような新しいタイプのモチーフまで、さまざまな模様を描き出すことができる多機能な機械です。来店者は、この旋盤機を通じて、現代の時計に施されているギヨシェ彫りがどのように作られているかを理解することができます。

この展示は、単なる歴史的な展示品を超えて、ブレゲの技術的な優位性と芸術的な価値を物語る生きた証拠として機能しています。特に時計愛好家にとっては、時計製造の核心部分を垣間見ることができる貴重な機会となっており、多くの来店者が足を止めて見入っている光景がよく見られます。

実際に動作する状態で保存されているため、特別なイベント時には実演も行われることがあり、その際には職人による実際のギヨシェ彫り作業を間近で見学することができます。これは他の時計ブランドの店舗では体験できない、ブレゲブティック銀座ならではの特別な価値といえるでしょう。

VIPラウンジで体験できる特別なサービス

リニューアルされたブレゲブティック銀座には、よりセキュリティレベルの高いプライベートな来店を意識したVIPラウンジが新設されました。このラウンジは、正面入り口とは別のエレベーターからアクセス可能で、完全にプライベートな空間が保たれる設計となっています。

🏆 VIPラウンジの特徴

サービス内容詳細
アクセス方法専用エレベーター
プライバシー完全個室対応
家具モダンなファニチャーで統一
相談内容購入相談、カスタマイズ、修理相談
予約事前予約制(推奨)

VIPラウンジでは、ゆっくりと商品を選びながらスタッフとのコミュニケーションを楽しむことができるよう、特別にレイアウトされています。一般的な店舗フロアとは異なり、時間を気にせず じっくりと時計を検討できる環境が整えられており、高額な時計の購入を検討している顧客にとって理想的な空間となっています。

このラウンジは、単なる商品販売の場を超えた、ブレゲの世界観を深く体験できる空間として設計されています。ブレゲの歴史や技術について詳しく学べる資料も用意されており、時計選びが単なる商品購入ではなく、ブランドとの深い関係性を築く機会となるよう配慮されています。

VIPラウンジを利用する際は、事前の予約が強く推奨されています。特に週末や祝日、夕方の時間帯は予約が取りにくくなる可能性があるため、余裕を持った計画を立てることが重要です。予約時には、どのような相談内容かを事前に伝えておくことで、適切な専門スタッフの配置や資料の準備が行われ、より充実したサービスを受けることができます。

ラウンジでは、限定モデルや特別注文品の相談も可能で、一般の展示フロアでは見ることができない貴重な時計や、カスタマイズオプションの詳細な説明を受けることができます。また、購入後のアフターサービスに関する詳細な相談も可能で、長期的な時計との付き合い方についてもアドバイスを受けることができます。

ニコラス・G・ハイエックセンターでのアクセス方法

ブレゲブティック銀座が入居する「ニコラス・G・ハイエックセンター」は、スウォッチグループの7ブランドが集結する時計の聖地として、銀座の中央通りに面した一等地に位置しています。アクセス性は抜群で、複数の交通手段を利用できます。

🚇 アクセス情報

交通手段詳細
最寄り駅東京メトロ銀座線・日比谷線「銀座駅」
出口A3出口
徒歩時間約3分
他の路線JR「有楽町駅」徒歩約5分
住所東京都中央区銀座7-9-18

銀座駅A3出口から中央通りを歩くのが最も分かりやすいルートです。出口を出たら中央通りを有楽町方面に向かって歩き、数寄屋橋交差点を過ぎてすぐの場所にニコラス・G・ハイエックセンターのビルが見えてきます。ビルの外観は現代的なガラス張りの構造で、1階にはスウォッチの店舗が入っているため、目印として分かりやすいでしょう。

車でのアクセスも可能ですが、銀座という立地の特性上、周辺の駐車場は限られており、料金も高額になることが予想されます。おそらく近隣のコインパーキングや商業施設の駐車場を利用することになりますが、特に平日の日中や週末は満車になりやすいため、公共交通機関の利用を強くおすすめします。

ビル内には専用のエレベーターが設置されており、3階のブレゲブティックまで直接アクセスできます。一般的には、1階のエレベーターホールから3階に上がることになりますが、VIP顧客用の別ルートも用意されているため、事前に相談しておくことで、よりプライベートなアクセスも可能かもしれません。

建物全体がラグジュアリーでアーティスティック、そしてエコロジーの要素を取り入れた設計となっており、単なるオフィスビルではなく、創造を超えた新しい空間芸術として評価されています。そのため、ブレゲブティック以外の階を見学することも、スウォッチグループの世界観を理解する上で興味深い体験となるでしょう。

予約システムと来店時の注意点

ブレゲブティック銀座では、より充実したサービスを受けるための予約システムが用意されています。公式ウェブサイトから24時間予約が可能で、希望の日時や相談内容を事前に伝えることで、適切なスタッフの配置と準備が行われます。

📅 予約システムの概要

予約方法詳細
オンライン予約公式サイトから24時間受付
電話予約03-6254-7211(営業時間内)
希望時間11:00-19:30(30分刻み)
事前準備相談内容、予算、希望モデル等
キャンセル前日までに連絡推奨

予約時に重要なのは、来店の目的を明確に伝えることです。「時計を探す」「カスタマーサービス」「その他」といった大まかなカテゴリーから選択し、さらに具体的な希望があれば詳細を伝えておきましょう。これにより、専門知識を持ったスタッフの配置や、関連資料の事前準備が可能になります。

来店時の注意点として、国際的な顧客層に対応した多言語サービスが提供されていることが挙げられます。日本語以外にも、英語、フランス語、中国語などでの対応が可能ですが、事前に希望言語を伝えておくことで、より適切なスタッフの配置が行われます。

服装については特別な規定はないと考えられますが、高級時計ブティックという性質上、カジュアルすぎる服装は避けるのが無難でしょう。一般的なビジネスカジュアルから、少しフォーマルな装いまでが適切と推測されます。

購入を検討している場合は、身分証明書の持参が必要になる可能性があります。また、現金以外の支払い方法についても事前に確認しておくことをおすすめします。高額な時計の場合、クレジットカードの限度額や、分割払いの可否についても事前に調べておくと安心です。

最後に、撮影についてのマナーも重要です。店内や商品の撮影については、必ずスタッフに許可を取ることが基本的なマナーです。特に他の顧客がいる場合や、限定品などの撮影については、より慎重な配慮が求められるでしょう。

ブレゲブティック銀座の限定モデルとコレクション情報

  1. 日本限定マリーンコレクション2モデルの詳細
  2. マリーン5515の技術仕様と魅力ポイント
  3. マリーンクロノグラフ5525の高度な機能性
  4. トラディション7035のブレゲゴールド採用
  5. クラシック スースクリプション2025の革新性
  6. その他取り扱いコレクションと価格帯
  7. まとめ:ブレゲブティック銀座で体験できる特別な世界

日本限定マリーンコレクション2モデルの詳細

ブレゲブティック銀座のリニューアルオープンを記念して、マリーンコレクション初の日本限定モデルが登場しました。3針モデルとクロノグラフ機構の2モデルが各25本限定で発売され、合計50本という希少性の高いコレクションとなっています。

🌊 日本限定マリーンコレクションの概要

モデル名限定数価格(税込)特徴
マリーン 551525本5,885,000円3針、日付表示
マリーン クロノグラフ 552525本6,699,000円クロノグラフ機能

この限定モデルの最大の特徴は、ブラックダイヤルの採用です。従来のマリーンコレクションとは異なる洗練されたダークトーンにより、よりモードな雰囲気を演出しています。ダイヤルには、マニュファクチュールにて手作業で施されたギヨシェ彫りの波のモチーフが広がり、シルバー仕上げのチャプターリングとの絶妙なコントラストを生み出しています。

両モデルとも18Kホワイトゴールドケースを採用しており、ブラックダイヤルとの組み合わせにより、エレガントかつスポーティーな印象を与えています。ケースバックには、25本限定であることを示すシリアルナンバー「/25」**が刻印されており、コレクターズアイテムとしての価値も高くなっています。

販売は日本の直営店4店舗限定となっており、ブレゲブティック銀座以外では、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、阪急うめだ本店でのみ購入可能です。これにより、日本市場への特別な配慮と、ブランド直営店での上質なサービスを重視するブレゲの姿勢が表れています。

マリーンコレクションの歴史的背景として、**アブラアン-ルイ・ブレゲが「王国海軍時計師」**の称号を授与されたことがあります。1814年に経度委員会のメンバーに選ばれ、1815年にはルイ18世から最も栄誉ある称号の一つである「王国海軍時計師」を授与されました。これらの限定モデルは、航海術と天文学への強い結びつきを通して、ブランド創設者への深いオマージュを捧げています。

限定モデルの購入を検討する際は、早期の来店または予約が強く推奨されます。特に25本という限定数は、国際的なブレゲファンにとって非常に魅力的な数量であり、完売は時間の問題と予想されます。

マリーン5515の技術仕様と魅力ポイント

マリーン5515は、日本限定25本として発売された3針モデルで、ブレゲらしいエレガンスとマリーンコレクションのスポーティーさを兼ね備えた傑作です。ケース径40mmという現代的なサイズ感により、様々な手首のサイズに対応し、日常使いからフォーマルシーンまで幅広く活用できます。

⚙️ マリーン5515の技術仕様

項目仕様
ケース素材18Kホワイトゴールド
ケース径40mm
ケース厚11.5mm
防水性能100m
ムーブメントCal.777A(自動巻き)
パワーリザーブ約55時間

ダイヤルの最大の魅力は、手作業で施されたギヨシェ彫りの波のモチーフです。この装飾は、マリーンコレクションの海洋テーマを象徴的に表現しており、光の当たり方によって表情を変える美しい仕上がりとなっています。ブラックダイヤルとシルバー仕上げのチャプターリングのコントラストにより、視認性も優れています。

文字盤上のローマ数字とインデックスにはブラック加工が施され、統一感のあるデザインを実現しています。また、ローマ数字、インデックス、そしてブレゲ針には蓄光素材が使用されており、暗闇でも時刻の確認が可能です。この実用性は、スポーツウォッチとしての機能性を重視したマリーンコレクションならではの特徴といえます。

秒針には特別な意味が込められています。海洋信号旗に対応する「B」のイニシャルをあしらったデザインにより、ブレゲの海洋との繋がりを象徴的に表現しています。この「B」は、国際信号旗では「危険物を積載中」を意味しますが、ここでは単純にブレゲ(Breguet)の頭文字として使用されています。

搭載されるCal.777Aは、ブレゲが開発した自動巻きムーブメントで、約55時間のパワーリザーブを実現しています。これにより、金曜日の夜に時計を外しても、月曜日の朝まで動き続けるという実用性があります。ローター部分は船の舵をイメージした特別なデザインとなっており、サファイアクリスタルのシースルーバックから美しい動きを楽しむことができます。

3時位置の日付表示は、日常使いにおいて非常に実用的な機能です。ブラックダイヤルに映えるホワイトの日付窓により、視認性も良好に保たれています。この機能性とデザイン性のバランスは、ブレゲの時計製造技術の高さを示すものといえるでしょう。

マリーンクロノグラフ5525の高度な機能性

マリーンクロノグラフ5525は、日本限定25本として発売されたクロノグラフモデルで、ケース径42.3mmという存在感のあるサイズにより、スポーティーでアクティブな印象を与えています。このモデルは、マリーンコレクションのデザインコードをふんだんに盛り込んだ意欲作となっています。

⏱️ マリーン クロノグラフ5525の技術仕様

項目仕様
ケース素材18Kホワイトゴールド
ケース径42.3mm
ケース厚13.86mm
防水性能100m
ムーブメントCal.582QA(自動巻き)
パワーリザーブ約48時間

クロノグラフ機能の配置は、非常に実用的で美しいレイアウトとなっています。3時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、9時位置にスモールセコンドという配置により、計測時間を直感的に読み取ることができます。この配置は、クロノグラフウォッチの王道的なレイアウトであり、長年の経験に基づいた最適化されたデザインです。

センターのクロノグラフ針は、海洋信号旗の「B」モチーフが模られた独特の形状となっており、一目でクロノグラフ針と識別できるよう設計されています。この「B」の形状は、マリーン5515と同様にブレゲの海洋との繋がりを象徴しており、機能性とブランドアイデンティティを両立させた優れたデザインといえます。

4時と5時の間に斜めに配置された日付表示は、このモデルのスポーティーなルックを際立たせる重要な要素です。一般的な3時位置ではなく、あえて斜めに配置することで動的な印象を与え、クロノグラフの積算計とのバランスも考慮された配置となっています。

搭載されるCal.582QAは、346個の部品から構成される複雑なクロノグラフムーブメントです。**振動数4Hz(毎時28,800振動)**により、精密な時刻表示とクロノグラフ機能を実現しています。約48時間のパワーリザーブは、週末の2日間程度であれば動き続けるため、日常使いにおいて十分な実用性を提供します。

特筆すべきは、シリコン製ひらヒゲゼンマイの採用です。シリコンは腐食や摩耗への耐性があり、磁場の影響を受けないという優れた特性を持っています。現代の生活環境では、スマートフォンやPC、電子機器からの磁気の影響が避けられませんが、このシリコン製ひらヒゲゼンマイにより、磁気耐性が大幅に向上しています。

100m防水性能により、日常生活防水としては十分な性能を持っています。ただし、クロノグラフプッシュボタンがある以上、水中でのプッシュボタン操作は避けるべきですが、雨や手洗い程度であれば全く問題ありません。

トラディション7035のブレゲゴールド採用

トラディション7035は、ブレゲ創業250周年を記念した特別なモデルとして、独自開発のブレゲゴールドを初採用した革新的なタイムピースです。このモデルは、「スースクリプション2025」に続いてブレゲゴールドが使用された第二弾として、ブレゲの技術革新と伝統の融合を象徴しています。

🏆 トラディション7035の特徴

項目詳細
ケース素材ブレゲゴールド(独自合金)
ケース径38mm
文字盤ブレゲブルー半透明グラン・フーエナメル
ギヨシェ彫りケ・ド・ロルロージュ模様
特別機能レトログラードセコンド

ブレゲゴールドは、ゴールド、シルバー、コッパー、パラジウムを組み合わせた特別な合金で、ブレゲが独自に開発したものです。この合金は、従来のゴールドよりも暖かい色調を持ち、ムーブメントの構造全体を美しく強調する効果があります。38mmのケースだけでなく、グルネイユ(ショットブラスト)仕上げの地板や、グルネイユとサテン仕上げを組み合わせたブリッジにも使用されています。

文字盤の最大の魅力は、「ケ・ド・ロルロージュ」と呼ばれる新しいギヨシェ彫り模様です。この模様は、セーヌ河を空から見下ろした様子を表現しており、アブラアン-ルイ・ブレゲがかつて工房を構えていたシテ島やサン-ルイ島を囲むセーヌ河の流れをモチーフとしています。18世紀のテュルゴー地図から着想を得たこの精緻な線は、ブレゲの歴史的ルーツへの深いオマージュとなっています。

ブレゲブルーの半透明グラン・フーエナメルで彩られた文字盤は、光の当たり方によって微妙に表情を変える美しい仕上がりです。この技術は、高度な技術力を要するエナメル技法であり、ブレゲのメティエダール(装飾芸術)部門の技術力の高さを示しています。

10時と11時の間に配置されたレトログラードセコンドは、このモデルの技術的な見どころの一つです。通常の秒針とは異なり、60秒を扇形に表示し、60秒に達すると瞬時に0秒位置に戻る機構です。この機能は、視覚的に美しく、かつ技術的に高度な複雑機構として、時計愛好家に高く評価されています。

「トラディション」コレクションの特徴は、ムーブメントの構造を露わにした建築的なフェイスです。輪列やブリッジが見えるデザインにより、時計の心臓部である機械的美しさを直接楽しむことができます。このデザインは、2005年の誕生以来、「スースクリプション ウォッチ」と「モントレ・ア・タクト」からの着想を現代的に解釈したものとして、多くの時計愛好家に愛され続けています。

プラチナ製の三日月形ローターは、アブラアン-ルイ・ブレゲが考案した自動巻ローターを現代的に再解釈したものです。縦にブラッシュ仕上げを施されたこのローターは、巻き上げ効率を最適化するとともに、視覚的な美しさも追求した機能美の結晶といえます。

クラシック スースクリプション2025の革新性

クラシック スースクリプション2025は、ブレゲ創業250周年を記念した特別なモデルとして、アブラアン-ルイ・ブレゲの工房があったパリで発表された歴史的意義を持つタイムピースです。このモデルは、現在に綴られる歴史として、ブレゲの革新的な発明の誕生を見守った創設者への深いオマージュを捧げています。

🎯 スースクリプション2025の革新ポイント

特徴詳細
発表地パリ(創設者の工房があった地)
素材ブレゲゴールド(初採用モデル)
デザインシンプルな構造とピュアな魅力
文字盤ホワイトエナメル
歴史的意義スースクリプションウォッチの現代版

「スースクリプション」の概念は、1796年にアブラアン-ルイ・ブレゲが考案した革新的な販売システムです。これは現代でいう予約販売システムの先駆けであり、顧客が広告パンフレットを参照して時計を選び、注文時に価格の4分の1を前払いする仕組みでした。この販売方法は、当時としては画期的で、時計界で前例のないマーケティング手法として注目されました。

ブレゲゴールドの初採用により、このモデルは250周年にふさわしい特別な存在となっています。従来のゴールドとは異なる暖かい色調は、ホワイトエナメル文字盤との組み合わせにより、クラシカルでありながら現代的な美しさを実現しています。

シンプルな構造とホワイトエナメル文字盤のピュアな魅力は、オリジナルのスースクリプションウォッチの精神を受け継いでいます。針が1本しかない実に簡素な時計として誕生したオリジナルに対して、現代版では必要最小限の機能を美しくまとめたデザインとなっています。

このモデルの文字盤製作技術も注目すべき点です。ホワイトエナメルの文字盤は、複数回の焼成工程を経て作られる高度な技術の結晶であり、その純白の美しさは時間が経っても変わることがありません。エナメル技法は、ブレゲが得意とするメティエダール(装飾芸術)の重要な一分野であり、現代でもこの技術を維持し続けていることは、ブランドの技術的優位性を示しています。

250周年記念モデルとしての位置づけにより、このモデルは単なる新作時計を超えた歴史的価値を持っています。ブレゲファンやコレクターにとって、創業250周年という記念すべき年に発表されたモデルは、将来的に高い収集価値を持つ可能性があります。

現代の「スースクリプション」システムとして、このモデルの購入を検討する際は、ブレゲブティック銀座での詳細な相談をおすすめします。限定生産の可能性もあるため、早期の予約や相談が重要になると推測されます。

その他取り扱いコレクションと価格帯

ブレゲブティック銀座では、ブレゲの全コレクションを網羅的に取り扱っており、エントリーモデルから超高級複雑時計まで、幅広い価格帯の時計を体験できます。店舗のレイアウトも、各コレクションの特徴を理解しやすいよう工夫されています。

🏪 主要コレクションと特徴

コレクション名特徴価格帯(推定)
クラシックブレゲの伝統的デザイン200万円~
タイプXXパイロットウォッチの伝説300万円~
トラディション機構が見えるオープンフェイス400万円~
マリーンスポーツウォッチライン300万円~
クイーン・オブ・ネイプルズ女性向けジュエリーウォッチ500万円~

「クラシック」コレクションは、ブレゲの伝統的なデザインエレメントを現代的に解釈したシリーズです。ギヨシェ彫り文字盤、ブレゲ針、コインエッジケースなど、ブレゲの特徴的な要素がすべて詰め込まれており、ブレゲらしさを最も体感できるコレクションといえます。エントリーモデルから複雑時計まで幅広いラインナップがあります。

「タイプXX」コレクションは、1950年代にフランス軍航空隊のために開発されたパイロットウォッチの系譜を受け継ぐスポーツウォッチです。堅牢性と視認性を重視した設計により、プロフェッショナルな用途にも対応できる高い実用性を持っています。最新のタイプXX 2067や2075などは、現代的な技術と伝統的なデザインの融合を実現しています。

「トラディション」コレクションは、2005年に誕生した比較的新しいシリーズですが、18世紀の懐中時計からインスピレーションを得た独特のデザインが特徴です。ムーブメントの美しい機構を露わにすることで、時計製造の芸術性を直接体験できます。複雑機構を搭載したモデルも多く、技術的な見どころが豊富です。

「マリーン」コレクションは、ブレゲの海洋との歴史的繋がりを現代的に表現したスポーツウォッチです。100m防水性能を基本とし、日常使いから軽いスポーツまで対応できる実用性があります。今回の日本限定モデルも、このコレクションから生まれており、日本市場での人気の高さが伺えます。

「クイーン・オブ・ネイプルズ」コレクションは、ナポリ王妃カロリーヌのために製作された世界初の腕時計をモチーフとした女性向けコレクションです。ジュエリーウォッチとしての美しさと、時計としての機能性を両立させた高級ラインで、特別な場面での着用に適しています。

複雑時計のラインナップも充実しており、トゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダーなどの最高級複雑機構を搭載したモデルも展示されています。これらのモデルは、1000万円を超える価格帯となることが多く、まさにブレゲの技術力の頂点を体験できる特別な存在です。

購入を検討する際は、予算だけでなく、使用シーンや個人の好みを総合的に考慮することが重要です。ブレゲブティック銀座の専門スタッフは、豊富な知識と経験を持っているため、最適なモデル選びのサポートを受けることができるでしょう。

まとめ:ブレゲブティック銀座で体験できる特別な世界

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. ブレゲブティック銀座は2024年6月26日にリニューアルオープンし、ニコラス・G・ハイエックセンター3階の全フロアを使用する日本旗艦店である
  2. 営業時間は毎日11:00~20:00で、東京メトロ銀座駅A3出口から徒歩3分の好立地にある
  3. 1800年代製の現役ギヨシェ旋盤機が展示され、ブレゲの伝統的クラフツマンシップを間近で体験できる
  4. VIPラウンジが新設され、専用エレベーターでアクセス可能なプライベート空間でじっくりと時計選びができる
  5. リニューアル記念として日本限定マリーンコレクション2モデルが各25本限定で発売された
  6. マリーン5515は18Kホワイトゴールドケースで5,885,000円、55時間パワーリザーブのCal.777Aを搭載する
  7. マリーンクロノグラフ5525は42.3mmケースで6,699,000円、シリコン製ひらヒゲゼンマイを採用したCal.582QAを搭載する
  8. トラディション7035には創業250周年記念の独自合金ブレゲゴールドが採用されている
  9. クラシック スースクリプション2025は1796年の革新的販売システムの現代版として歴史的意義を持つ
  10. 全コレクションを取り扱い、エントリーモデルから1000万円超の複雑時計まで幅広い価格帯に対応している
  11. アメリカンウォールナットと大理石を使用した内装にブレゲブルーをアクセントとした上質な空間デザインである
  12. オンライン予約システムが24時間利用可能で、事前予約により専門スタッフの適切な配置と準備が行われる
  13. ブレゲの海洋との歴史的繋がりを示すマリーンコレクションは王国海軍時計師の称号に由来する
  14. ギヨシェ彫りやエナメル技法などのメティエダール(装飾芸術)を現代でも継承している
  15. 国際的な顧客層に対応した多言語サービスが提供されており、事前に希望言語を伝えることができる

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト

  • https://www.breguet.com/ja/%E3%83%96%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF/boutique-breguet-ginza
  • https://www.gressive.jp/shop/R0489
  • https://www.breguet.com/ja/%E3%83%96%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF
  • https://www.breguet.com/ja
  • https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000089724.html
  • https://www.pen-online.jp/article/016656.html
  • https://www.webchronos.net/news/118609/
  • https://www.instagram.com/explore/locations/774207457/buregebutikku-yin-zuo/
  • https://www.richessemag.jp/fashion-beauty/watch-jewelry/a61526219/daily-news-0709/
  • https://www.swatchgroup.jp/topics/2025/5/19/7035