ガーミンペアリングと機種変更であわてないで！超簡単トラブル解決完全ガイド

スマホの機種変更をしたときに意外と困るのが、ガーミンなどのウェアラブルデバイスとの再ペアリング問題です。せっかくランニングや自転車のアクティビティデータが蓄積されているのに、新しいスマホに替えたら突然同期できなくなった…といった経験はありませんか？

実は「ガーミンのペアリングができない」というトラブルは、スマホの機種変更時にかなり多く発生しています。独自調査の結果、この問題は特定の手順を踏むことで簡単に解決できることがわかりました。この記事では、iPhoneとAndroidどちらの場合も含め、機種変更時のガーミンデバイスのペアリング方法を詳しく解説します。

記事のポイント！

機種変更前に旧スマホで行うべき準備と設定解除の方法
新しいスマホでガーミンデバイスを再ペアリングする正確な手順
ペアリングに失敗した時の原因と効果的なトラブルシューティング
機種変更後のSuicaや音楽サービスの再設定方法

ガーミンペアリングと機種変更の基本知識

機種変更前にガーミンデバイスで準備すべきことは旧スマホからの切断作業
機種変更後のガーミンペアリング手順は新スマホとの再接続が必要
iPhoneでガーミンペアリングする際の注意点はBluetoothの設定確認が重要
Androidからガーミンペアリングする方法はiPhoneと若干異なる手順
ガーミンデバイスとスマホが再ペアリングできない場合の対処法は電源の再起動から
ガーミンのデータは機種変更してもアカウントに紐づいているので安心

機種変更前にガーミンデバイスで準備すべきことは旧スマホからの切断作業

スマホの機種変更をする際、多くの人が見落としがちなのが、旧スマホからガーミンデバイスを正しく切断する作業です。この手順を省略すると、新しいスマホでペアリングができなくなるトラブルの主な原因となります。

まず必要なのは、旧スマホのGarmin Connectアプリからの切断作業です。具体的な手順としては、Garmin Connectアプリを開き、右下の「詳細」をタップ→「Garminデバイス」を選択→接続中のデバイスを選び→右上の「・・・」メニューから「デバイスを削除」を選びます。この操作により、アプリ側からデバイスとの関連付けが解除されます。

次に、スマホのBluetooth設定からもガーミンデバイスを削除する必要があります。iPhoneの場合は「設定」→「Bluetooth」からガーミンデバイス名を選び、「このデバイスの登録を削除」を選択します。Androidの場合は「設定」→「Bluetooth」からガーミンデバイス名の横にある歯車アイコンをタップし、「削除」を選びます。

こうした切断作業は、セキュリティの観点からガーミン側で設計されたもので、デバイスが他人の手に渡った場合でも簡単にペアリングできないようにするための仕組みです。事前にこの手順を踏んでおくことで、新しいスマホへの移行がスムーズになります。

最後に、この作業が終わったら、旧スマホのGarmin Connectアプリをアンインストールするとより確実です。そして安全のため、旧スマホの電源を一度オフにしておくことで、干渉を防止できます。

機種変更後のガーミンペアリング手順は新スマホとの再接続が必要

新しいスマホを入手したら、まずGarmin Connectアプリをインストールし、以前と同じアカウント情報でログインします。ここで重要なのは、新たなアカウントを作成せず、必ず以前のアカウントでログインすることです。そうすれば、過去のアクティビティデータはすべて引き継がれます。

アプリのインストールとログインが完了したら、ペアリング作業に入ります。Garmin Connectアプリ内で「デバイスの追加」を選択し、お使いのガーミンデバイスのモデルを選びます。画面の指示に従って進めていくと、ガーミンデバイス側にペアリングコード（通常6桁の数字）が表示されますので、このコードをスマホ側に入力します。

ペアリング中に「6桁の数字が打てない」といった問題が発生する場合は、旧スマホでのデバイス削除が正しく行われていない可能性があります。この場合、本記事で後述する対処法を試してみてください。

ペアリングが成功すると、ガーミンデバイスの画面に「接続済み」などの表示が出て、スマホのGarmin Connectアプリ上でもデバイスが認識されます。この段階で、アプリはデバイスからデータの同期を開始し、それまでに記録されていたアクティビティがアプリに反映されます。

最後に、ペアリング後はアプリの「設定」から通知や自動アップロードなどの機能を必要に応じて設定することで、より便利にガーミンデバイスを活用できるようになります。

iPhoneでガーミンペアリングする際の注意点はBluetoothの設定確認が重要

iPhoneでガーミンデバイスをペアリングする際には、いくつかの固有の注意点があります。まず、iPhoneのBluetooth設定が確実にオンになっていることを確認する必要があります。これは「設定」→「Bluetooth」から簡単に確認できます。

また、iPhoneの場合、デバイスのペアリングに関する通知許可が必要です。「設定」→「通知」→「Garmin Connect」で通知を許可しておかないと、ペアリング時の認証通知が表示されない場合があります。これによりペアリングプロセスが途中で止まってしまうことがあります。

iPhone特有の問題として、iOS更新後にBluetooth接続が不安定になることがあります。この場合、iPhoneを一度再起動することで解決することが多いです。それでも解決しない場合は、「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」を試してみると良いでしょう（ただし、Wi-Fiのパスワードなども消えるので注意が必要です）。

iPhoneからiPhoneへの機種変更の場合、iCloudバックアップからの復元を行うと、Garmin Connectアプリの設定も引き継がれることがありますが、ガーミンデバイスとのペアリング情報は正しく引き継がれないことが多いです。そのため、上述の手順に従って新たにペアリングを行う必要があります。

最後に、iPhone 16などの最新モデルでは、USB-C端子採用に伴い充電関連の互換性の問題も報告されていますが、Bluetoothペアリング自体には影響しないはずです。ただし、最新のiOSアップデートに対応したGarmin Connectアプリのバージョンを使用していることを確認しましょう。

Androidからガーミンペアリングする方法はiPhoneと若干異なる手順

Androidスマホでガーミンデバイスをペアリングする場合、基本的な流れはiPhoneと同じですが、いくつかの設定画面やオプションが異なります。Androidの場合、「設定」→「接続」または「Bluetooth」という項目からBluetooth設定にアクセスします（メーカーによって多少表記が異なります）。

Androidの場合、位置情報の許可が重要です。Android 6.0以降では、Bluetoothデバイスをスキャンする際に位置情報へのアクセス許可が必要になっています。Garmin Connectアプリを初めて起動すると、位置情報へのアクセス許可を求められますので、「許可」を選択してください。許可しないと、デバイスの検出がうまくいかない場合があります。

また、Androidの特徴として、バッテリー最適化機能によってGarmin Connectアプリのバックグラウンド動作が制限される場合があります。「設定」→「アプリ」→「Garmin Connect」→「バッテリー」から、「最適化しない」または「バックグラウンドでの実行を許可」を選択しておくことで、データの同期問題を防止できます。

機種変更後にペアリングが上手くいかない場合、Androidの場合はアプリのキャッシュとデータをクリアすることが効果的です。「設定」→「アプリ」→「Garmin Connect」→「ストレージ」から「キャッシュを消去」と「データを消去」を実行し、その後アプリを再起動してみてください。

最後に、Androidの多様性が時にトラブルの原因になることがあります。特に中国製のスマホなど、独自のOSカスタマイズを行っているデバイスでは、バックグラウンドでのアプリ動作に制限がかかっていることがあります。この場合、メーカー固有の設定からバックグラウンド実行の許可や「省電力モード」の例外設定を行う必要があるかもしれません。

ガーミンデバイスとスマホが再ペアリングできない場合の対処法は電源の再起動から

機種変更後にガーミンデバイスと新しいスマホがうまくペアリングできない場合、いくつかの対処法があります。最も基本的なのは、両方のデバイスの電源を完全にオフにしてから再起動する方法です。これにより、一時的な接続の問題が解決することが多いです。

特に多いのが「デバイスが見つかりませんでした」や「ペアリングモードになっていません」というエラーメッセージです。この場合、まずガーミンデバイス側でBluetoothをオフにし、再度オンにしてから、明示的にペアリングモードに入る操作を行います。デバイスによって手順は異なりますが、多くの場合は設定メニューから「スマートフォン」→「ペアリング」などの選択肢があります。

それでも解決しない場合は、Garmin Connectアプリを一度アンインストールして再インストールすることが効果的です。この際、スマホのBluetooth設定からもガーミンデバイスの情報を完全に削除しておきましょう。

また、ガーミンデバイス側のリセットが必要になる場合もあります。多くのガーミンデバイスでは、長押しでメニューを表示させ、「設定」→「システム」→「リセット」などの手順でデバイスをリセットできます。ただし、この操作を行うとデバイス内のデータが消える可能性があるので、事前にデータをクラウドに同期しておくことをおすすめします。

最後の手段として、ガーミンのサポートセンターに問い合わせることも検討しましょう。特に旧スマホがすでに手元にない場合など、標準的な手順で解決できないケースでは、プロのサポートが必要になることがあります。

ガーミンのデータは機種変更してもアカウントに紐づいているので安心

ガーミンデバイスを使用している方にとって最も気になるのが、機種変更に伴うデータの消失リスクですが、基本的にこの心配はありません。ガーミンのアクティビティデータはGarmin Connectアカウントに紐づいており、クラウド上に保存されています。

スマホを変更しても、新しいスマホで同じGarmin Connectアカウントにログインすれば、過去のランニング記録、サイクリングデータ、健康統計などのデータはすべて自動的に引き継がれます。つまり、データはスマホ自体ではなく、アカウントに関連付けられているのです。

さらに、ガーミンデバイス自体にも一定期間のアクティビティデータが保存されています。機種によって異なりますが、通常は最新の数週間から数ヶ月分のデータが端末内に保持されています。そのため、万が一クラウド同期に問題が生じても、デバイスから直接データを復元できる可能性があります。

ただし、注意点として、ガーミンデバイスの設定や表示設定、ウォッチフェイスのカスタマイズなどの情報は、必ずしも自動的に引き継がれるわけではありません。これらの設定は再度行う必要がある場合があります。

最後に、念のためにも定期的にGarmin Connectアプリでデータを同期しておくことをおすすめします。特に機種変更前には、最新のデータがすべてクラウドに保存されていることを確認しておくとより安心です。

ガーミンペアリングと機種変更の詳細ガイド

旧スマホでのペアリング解除方法はGarmin Connectアプリとスマホの設定両方で必要

機種変更時に最も重要なステップの一つが、旧スマホでのペアリング解除です。この手順を正確に行わないと、新しいスマホでのペアリングに問題が生じることがあります。ペアリング解除は、Garmin Connectアプリとスマホのシステム設定の両方で行う必要があります。

まずGarmin Connectアプリでの解除手順を詳しく説明します。アプリを開き、右下の「詳細」または「その他」タブをタップします。次に「設定」→「Garminデバイス」を選択すると、現在接続中のデバイスが表示されます。該当するデバイスをタップし、画面右上にある「・・・」や「設定」アイコンをタップします。そこから「デバイスを削除」オプションを選択して削除を確定します。

次に、スマホのBluetooth設定からもペアリングを解除します。iPhoneの場合は「設定」→「Bluetooth」から該当するガーミンデバイスの名前の横にある「i」アイコンをタップし、「このデバイスの登録を削除」を選びます。Androidでは「設定」→「接続」→「Bluetooth」から該当デバイスの横にある歯車アイコンをタップし、「ペアリング解除」または「削除」を選択します。

これらの手順を完了したら、念のためGarmin Connectアプリをアンインストールしておくと、より確実です。また、一部のユーザーからは、旧スマホの電源を完全にオフにしてから新スマホでのペアリングを行うことでスムーズに進んだという報告もあります。

機種変更前に旧スマホが手元にない場合は、この手順を踏むことができませんが、その場合は後述する「ペアリングできない場合の対処法」を試す必要があります。

新スマホでのガーミンコネクトアプリ設定はアカウント登録から始める

新しいスマホを入手したら、まずは公式のGarmin Connectアプリをインストールします。App StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできます。インストール後、アプリを起動し、既存のGarmin Connectアカウントでログインします。これにより、過去のアクティビティデータやユーザー設定が新しいスマホにも引き継がれます。

初めてアプリを起動すると、いくつかの許可リクエストが表示されます。位置情報、Bluetooth、通知などへのアクセス許可を求められますので、これらを「許可」してください。特に位置情報とBluetoothの許可は、デバイスの検出と接続に必要不可欠です。

ログイン後、アプリのホーム画面から「デバイスの追加」を選択するか、「詳細」→「Garminデバイス」→「デバイスを追加」を選びます。表示される画面で、お使いのガーミンデバイスのカテゴリー（ウォッチ、サイクルコンピューター、活動量計など）を選択し、さらに具体的なモデル名を選びます。

機種によっては、アプリが自動的にデバイスをスキャンし検出する場合もあれば、手動でデバイス側でペアリングモードに入る必要がある場合もあります。画面の指示に従って進めると、通常はガーミンデバイスの画面に6桁のペアリングコードが表示されますので、このコードをスマホ側に入力します。

ペアリングが完了すると、アプリとデバイスの間でデータの同期が始まります。この際、デバイスに保存されているアクティビティデータがアプリにアップロードされます。同期が完了したら、通知設定やデータフィールドのカスタマイズなど、必要に応じて各種設定を行います。

ガーミンデバイスの設定メニューからのペアリングモード起動は機種によって異なる

ガーミンデバイスをペアリングモードに入れる方法は、モデルによって異なります。主要なシリーズごとの操作方法を以下に説明します。

Forerunner/Fenixシリーズの場合：多くのモデルでは、デバイスの設定メニューにアクセスするために、ボタンを長押しするか、タッチスクリーンで設定アイコンを選択します。その後、「設定」→「スマートフォン」→「ペアリング」の順に選択します。これにより、デバイスがペアリングモードに入り、近くのスマートフォンからの接続を待ちます。

**Vivoシリーズ（vivoactiveやvivosmart等）**の場合：タッチスクリーンを使用してメニューにアクセスし、「設定」アイコンをタップします。そこから「スマートフォン」または「Bluetooth」を選び、「ペアリング」オプションを選択します。一部のモデルでは、画面を長押しすることでメニューが表示される場合もあります。

Edgeサイクルコンピューターシリーズの場合：電源ボタンを押してメニューを表示させ、「設定」→「スマートフォン」→「ペアリング」を選択します。Edgeシリーズでは、ペアリング中にデバイス画面に表示される独自のコードをスマホに入力する必要があります。

**ボタンがないモデル（一部のvivoシリーズなど）**の場合：画面をダブルタップするか長押しして設定メニューにアクセスします。あるいは、充電クリップに接続することで設定メニューが表示される場合もあります。

ペアリングモードは通常、数分間だけ有効です。その間にスマホ側からの接続要求がなければ、自動的にペアリングモードが終了します。ペアリングモードに入ったかどうかは、多くのモデルでBluetooth接続アイコンが点滅することで確認できます。

もし上記の手順でペアリングモードに入れない場合は、デバイスのリセットが必要かもしれません。ただし、リセット前にはデータのバックアップを確認しておくことをお勧めします。

ガーミンコネクト機種変更時のデータ移行はクラウド経由で自動的に行われる

ガーミンデバイスを使用している方にとって、機種変更時に最も心配なのがデータの移行です。しかし、Garmin Connectを使用していれば、データの移行は基本的にクラウド経由で自動的に行われるため、そこまで心配する必要はありません。

ガーミンのデータはクラウドサーバーに保存されており、Garmin Connectアカウントに紐づいています。そのため、新しいスマホで同じアカウントにログインするだけで、過去のすべてのアクティビティデータ、統計情報、パーソナル設定などが自動的に同期されます。

移行されるデータには以下のようなものが含まれます：

ランニング、サイクリング、水泳などのアクティビティ記録
心拍数、歩数、消費カロリーなどの健康データ
睡眠記録
個人的な目標設定
コース情報やトレーニングプラン
接続している他のアプリ（例：Strava）との連携設定

ただし、一部のデータはデバイスと直接連携しているため、機種変更後に再設定が必要な場合があります。例えば、ウォッチフェイスのカスタマイズ、通知設定、センサー（心拍計やケイデンスセンサーなど）のペアリング情報などです。

また、機種変更時には、新旧両方のスマホで一時的にGarmin Connectアプリを起動させておくことで、最新のデータが確実にクラウドに同期されます。特に旧スマホとガーミンデバイスを最後に同期してから時間が経っている場合は、機種変更前に必ず同期を行っておくことをお勧めします。

ガーミンのデータ移行システムは非常に堅牢で、数年前のアクティビティデータでも問題なく移行されます。これは、ガーミンが長期的なデータ管理を前提としたサービス設計を行っているためです。

ガーミンの2台目のスマホとのペアリング方法は同時接続に注意が必要

ガーミンデバイスを複数のスマホと使いたい場合（例えば個人用と仕事用、あるいは家族間での共有）、注意すべき点があります。ほとんどのガーミンデバイスは基本的に一度に1台のスマホとしかペアリングできません。

2台目のスマホとペアリングする場合、まず最初のスマホとの接続を解除する必要があります。具体的には、1台目のスマホのGarmin Connectアプリからデバイスを削除するか、またはガーミンデバイス側で接続中のスマホを「削除」する操作を行います。その後、2台目のスマホとペアリングするための通常の手順を実行します。

注意すべき点として、スマホを切り替えるたびにこの操作を繰り返す必要がある点が挙げられます。これは少々面倒ですが、セキュリティとデータの整合性を保つための仕様です。

ただし、すべてのデータは同じGarmin Connectアカウントにログインすれば共有できます。つまり、複数のスマホから同じアカウントでログインすれば、アクティビティデータはすべてのデバイスで閲覧可能です。ただし、同時接続はできないため、実際にデバイスと通信できるのは、そのときペアリングされているスマホのみとなります。

一部の最新モデル（例：fenix 7シリーズやForerunner 945など）では、「マルチペアリング」機能を提供しているものもあります。この機能を使えば、複数のスマホとペアリングしておき、使いたいスマホを選択することができます。ただし、同時に接続して使用できるのは依然として1台のみです。

もし仕事用と個人用など、完全に別のアカウントで使い分けたい場合は、デバイスのリセットを行ってから再設定する必要があります。これによりデバイス内のデータはクリアされますので、事前にデータをバックアップしておくことが重要です。

ガーミンSuicaや音楽サービスの再設定は機種変更後に必要な場合がある

ガーミンの一部の高機能モデルでは、Suica（交通系ICカード）や音楽ストリーミングサービスとの連携機能を提供しています。スマホの機種変更を行った場合、これらの機能についても再設定が必要になる場合があります。

Suicaの再設定について： 実は、Suicaの登録情報はデバイス自体ではなく、ガーミンのクラウドアカウントに紐づいています。そのため、機種変更後も基本的には再設定は不要です。新しいスマホでGarmin Connectアプリにログインし、ガーミンデバイスとペアリングが完了すれば、Suicaの情報は自動的に復元されます。

ただし、念のために新しいスマホとのペアリング後、Garmin Connectアプリの「ウォレット」または「お支払い」セクションからSuicaの設定を確認することをお勧めします。万が一、Suicaが認識されていない場合は、アプリからSuicaを再登録する必要があります。

音楽ストリーミングサービスの再設定について： Amazon Music、Spotify、Deezerなどの音楽ストリーミングサービスとの連携は、機種変更後に再設定が必要な場合があります。これらのサービスは認証情報を必要とするため、新しいスマホでの再認証が求められることがあります。

再設定方法は、Garmin Connectアプリから「音楽」または「メディア」セクションにアクセスし、使用している音楽サービスを選択します。そこで再度ログイン情報を入力するか、認証画面に従って操作します。認証が完了すると、プレイリストやお気に入りの楽曲が再び利用可能になります。

特にAmazon Prime Musicを使用している場合、ガーミンデバイス自体にサービスアプリがインストールされており、アカウント情報も保持されているため、再設定が不要な場合もあります。一方、Spotifyなどでは再認証が必要になることが多いです。

これらの設定は、Wi-Fi接続が必要な場合があります。特に音楽の同期には、ガーミンデバイスとWi-Fiネットワークの接続設定も確認しておくとスムーズです。

まとめ：ガーミンペアリング機種変更は事前準備と手順を守れば簡単に完了

最後に記事のポイントをまとめます。

機種変更前には旧スマホでGarmin Connectアプリからデバイスを削除する
スマホのBluetooth設定からもガーミンデバイスのペアリングを解除する
新スマホには同じGarmin Connectアカウントでログインして設定を引き継ぐ
ガーミンデバイスは機種によってペアリングモードへの入り方が異なる
ペアリングできない場合は両方のデバイスを再起動すると解決することが多い
旧スマホが手元にない場合はBluetooth設定をリセットして再接続を試みる
ガーミンのアクティビティデータはクラウドに保存されるので消失の心配は少ない
ガーミンデバイスは基本的に一度に1台のスマホとしかペアリングできない
Suica設定は機種変更後も自動的に引き継がれることが多い
音楽ストリーミングサービスは再認証が必要になる場合がある
iPhoneとAndroidではペアリング手順に若干の違いがある
トラブルが解決しない場合はガーミンのサポートに問い合わせるのが確実

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