Gショックの便利な機能の1つであるアラーム。しかし、朝早くアラームが鳴り続けたり、使わないはずの時報が鳴ったりして困った経験はありませんか? アラームの設定や解除方法が分からず、取扱説明書をなくしてしまった方も多いはずです。
この記事では、Gショックのアラーム解除方法を基本から解説していきます。時刻モードからアラームモードへの切り替え方、アラーム・時報のオン/オフ設定、スヌーズ機能の解除方法まで、写真付きで丁寧に説明します。また、モデルによって異なる操作方法や、よくあるトラブルの対処法についても触れていきます。
この記事のポイント!
- アラームモードへの切り替え方と基本操作が分かる
- アラーム・時報の設定確認と解除手順が理解できる
- スヌーズ機能とその解除方法について学べる
- モデル別の特徴と操作方法の違いが把握できる
Gショックのアラーム解除方法を徹底解説!初心者でも簡単
- アラームモードへの切り替え方と基本操作
- アラーム設定の確認と解除手順
- 時報のオン/オフ切り替え方法
- スヌーズ機能の解除方法
- アラーム音量に関する注意点
- モデル別の特徴と操作方法の違い
アラームモードへの切り替え方と基本操作
まず時刻モードから操作を始めます。時刻モードの状態で左下(C)ボタンを4回押すと、アラームモードに切り替わります。画面には「AL1」から「AL4」までのアラーム番号、「SNZ」(スヌーズ)、または「SIG」(時報)が表示されます。
アラームモードに切り替わると、アラーム番号と共に[ON](オン)または[‒ ‒](オフ)の表示が確認できます。この表示で現在のアラーム設定状態が一目で分かります。
アラームモードでは、右下(D)ボタンを押すごとに「AL1→AL2→AL3→AL4→SNZ→SIG」の順で画面表示が切り替わります。各アラームや時報の設定状態を順番に確認できます。
アラームモードでは何も操作せずに2-3分が経過すると、自動的に時刻モードに戻る仕様となっています。これは誤操作を防ぐための機能です。
なお、アラームモードで[ALM]が表示されている場合は、いずれかのアラームがオンになっている状態を示しています。
アラーム設定の確認と解除手順
アラーム解除の具体的な手順を説明します。まずアラームモードに入り、右下(D)ボタンを押して解除したいアラーム番号を選択します。
選択したアラームの設定状態は画面下部に表示されます。[ON]と表示されている場合はアラームがオン、[‒ ‒]と表示されている場合はオフの状態です。
アラームをオフにするには、左上(A)ボタンを押します。ボタンを押すごとにオンとオフが切り替わります。オフにすると[‒ ‒]表示に変わります。
全てのアラームをまとめて解除したい場合は、いずれかのアラーム表示中に左上(A)ボタンを長押しします。[ALL OFF]と表示され、全てのアラームと時報が一括でオフになります。
設定完了後は左下(C)ボタンを1回押すと時刻モードに戻ります。正しく設定されているか確認するため、画面上の表示をもう一度確認することをお勧めします。
時報のオン/オフ切り替え方法
時報の設定変更も、基本的な操作手順はアラームと同じです。アラームモードで右下(D)ボタンを押して[SIG]表示を選びます。
時報がオンの状態では[SIG]マークが点灯しています。オフにするには、左上(A)ボタンを押して[ON]表示を[‒ ‒]に切り替えます。
時報機能は毎正時(00分)になると電子音が鳴る機能です。就寝時や会議中など、時報が不要な場合はオフにしておくと便利です。
時報の設定状態は、画面上の[SIG]マークで簡単に確認できます。マークが点灯している場合は時報オン、消灯している場合はオフです。
なお、時報をオフにしても、アラームの設定には影響しません。それぞれ独立して設定を変更できます。
スヌーズ機能の解除方法
スヌーズ機能は、アラームを一時的に止めても一定時間後に再び鳴る機能です。アラームモードで[SNZ]を選択し、設定を変更できます。
スヌーズ機能の解除も、通常のアラーム解除と同じ手順です。[SNZ]表示を選んで左上(A)ボタンを押し、[ON]から[‒ ‒]に切り替えます。
スヌーズ機能がオンの状態でアラームを止めると、約5分後に再びアラームが鳴ります。この動作は解除するまで繰り返されます。
スヌーズ機能を使用する場合は、画面に[SNZ]マークが表示されていることを確認してください。マークが消えている場合は、機能がオフになっています。
スヌーズ機能は通常のアラームとは別に設定できるため、用途に応じて使い分けることができます。
アラーム音量に関する注意点
Gショックのアラーム音は、音量調節機能を備えていません。音量は固定されているため、必要に応じてアラーム自体のオン/オフで対応する必要があります。
アラーム音が鳴っている時は、いずれかのボタンを押すことで止めることができます。ただし、スヌーズ機能がオンの場合は一時的に止まるだけです。
アラーム音は他のモードに切り替えていても鳴ります。また、電池残量が少なくなってくると、アラーム音が通常より小さくなることがあります。
アラーム音と時報音は区別されており、それぞれ独立して設定できます。操作音をオフにしても、アラーム音には影響しません。
タイマー機能のタイムアップ音なども、アラームや時報の設定とは別に鳴りますので注意が必要です。
モデル別の特徴と操作方法の違い
Gショックのモデルによって、アラーム機能の数や設定方法に若干の違いがあります。たとえば、「5146/5425」では5本のアラーム(AL1~AL4、SNZ)と時報(SIG)の設定が可能です。
モデルによってはボタンの配置や名称が異なる場合もありますが、基本的な操作手順は共通しています。時刻モードからアラームモードに切り替え、設定を変更する流れは同じです。
デジタル表示のタイプも、白地に黒と黒地に白の2種類があります。表示タイプは1つの製品で切り替えることはできませんが、操作方法は同じです。
針のある機種では、デジタル表示が針と重なって見づらい場合があります。その場合は、針退避機能を使用すると便利です。左下(C)ボタンと右下(D)ボタンを同時に押すと、針が一時的に移動します。
最新モデルの中には、スマートフォンと連携してアラーム設定を変更できるものもあります。
よくあるトラブルとGショックアラーム解除のコツ
- アラーム解除できない時の対処法
- アラーム音が鳴り続ける場合の対応
- 針の位置がずれている時の補正方法
- ボタン操作音の設定変更
- 電池消耗時の注意点と対処法
- まとめ:Gショックアラーム解除の基本とトラブル解決のポイント
アラーム解除できない時の対処法
アラーム解除がうまくいかない場合、まず時刻モードに戻って操作をやり直してみましょう。左下(C)ボタンを3秒以上押し続けると、どのモードからでも時刻モードに戻ることができます。
アラームモードに切り替えたら、右下(D)ボタンでアラーム番号を確認します。AL1からAL4、SNZ、SIGまで、すべての設定を順番に確認していきましょう。
アラームをオフにしても音が鳴る場合は、他のアラームがオンになっている可能性があります。[ALM]マークが表示されている場合は、まだどこかのアラームがオンの状態です。
強い磁気や衝撃を受けた場合、針の位置がずれて正しい時刻を示さなくなることがあります。この場合は針の位置補正が必要になります。
デジタル表示が見にくい場合は、針退避機能を使って一時的に針を移動させることができます。
アラーム音が鳴り続ける場合の対応
アラーム音が止まらない場合、いずれかのボタンを押すことで音を止めることができます。ただし、スヌーズ機能がオンになっている場合は一時的な停止になります。
タイマー計測がオートリピートの状態で作動している場合、設定時間ごとにタイムアップ音が繰り返し鳴ります。この場合はタイマーモードに切り替えて、計測を停止する必要があります。
時報がオンになっている場合は、毎正時にアラーム音が鳴ります。[SIG]マークが表示されている場合は、時報をオフにすることで解決できます。
複数のアラームが設定されている場合は、それぞれを個別に解除する必要があります。一括でオフにする場合は、アラームモードでAボタンを長押しします。
操作音の設定がオフでも、アラーム音や時報音、タイムアップ音は通常通り鳴ります。
針の位置がずれている時の補正方法
針の位置がずれた場合は、時刻モードでAボタンを5秒以上押し続けます。[SUB]が点滅したらボタンから指を離し、曜日針を補正できる状態にします。
曜日針が基準位置[SU]を指していない場合は、DまたはBボタンを押して基準位置に合わせます。ボタンを押し続けると早送りまたは早戻しができます。
Cボタンを押すと[0:00]が点滅し、時針と分針を補正できる状態になります。針が12時位置を指していない場合は、DまたはBボタンで調整します。
調整が終わったらAボタンを押して時刻モードに戻ります。針の位置補正が完了したら、デジタル表示の時刻と針が示す時刻が合っているか確認してください。
合っていない場合は、もう一度最初から操作をやり直す必要があります。
ボタン操作音の設定変更
ボタン操作音のオン/オフ設定は、時刻モードからおこないます。Aボタンを押し続け、[SET]の点滅が消えて都市コードが表示されたら指を離します。
Cボタンを9回押して、操作音のオン/オフ設定画面に切り替えます。[KEY♪]または[MUTE]が表示されます。
DまたはBボタンを押して、[KEY♪](操作音オン)または[MUTE](操作音オフ)を選びます。操作音がオフの場合は[MUTE]が点灯します。
操作音の設定を変更しても、アラーム音、時報、タイムアップ音は通常通り鳴ります。これらの音を消したい場合は、それぞれの機能をオフにする必要があります。
設定が終わったらAボタンを押して設定を完了します。
電池消耗時の注意点と対処法
電池が消耗してくると、時刻の狂いが目立ったり、表示が見にくくなったり、消えたりする症状が現れます。このような症状が出たら、早めに電池交換をおこなってください。
電池交換は必ず「修理お申込み先」またはお買い上げの販売店に依頼してください。電池は必ずカシオ指定の専用電池と交換する必要があります。
電池交換の際には防水検査もおこなわれます。また、樹脂部品にヒビなどの異常がある場合は、破損の恐れがあるため作業を行えない場合があります。
モニター用電池(お買い上げ時の電池)は、工場出荷時点で時計の機能や性能をチェックするために組み込まれたものです。そのため、取扱説明書に記載されている電池寿命に満たない場合があります。
電池交換は保証期間内でも有料となります。
まとめ:Gショックアラーム解除の基本とトラブル解決のポイント
最後に記事のポイントをまとめます。
- アラーム解除は時刻モードから左下(C)ボタンを4回押してアラームモードに入る
- アラームモードでは右下(D)ボタンで設定を切り替える
- 左上(A)ボタンでアラームのオン/オフを切り替える
- スヌーズ機能は[SNZ]表示で設定変更が可能
- 時報は[SIG]表示で設定を変更する
- アラーム音量は調節できない固定式である
- 針のズレは専用の補正モードで修正可能
- 操作音は設定画面でオン/オフ切替が可能
- 電池消耗時は早めの交換が推奨される
- 電池交換は必ず正規の修理窓口に依頼する
- 強い磁気や衝撃で針位置がずれることがある
- すべてのアラームは一括解除も可能である
- 針が邪魔な場合は針退避機能が使える
- モデルによって操作方法が異なる場合がある
- アラーム設定は2-3分放置すると自動的に時刻モードに戻る