スマートウォッチ PR

ガーミンスピードセンサーはいらない?GPSだけで十分な人と必須な人の決定的な違い!

ガーミンスピードセンサーはいらない?GPSだけで十分な人と必須な人の決定的な違い!
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ロードバイクやクロスバイクでサイクルコンピューターとして人気のガーミン製品。特にGPS機能付きのEdgeシリーズを使っている方の中には「スピードセンサーって本当に必要?」と疑問に思う方も多いはず。確かにGPS内蔵のサイコンならスピードや距離はGPSだけでも計測できるため、わざわざ追加でセンサーを購入する意味があるのか迷う方も少なくありません。

そこで今回は、ガーミンスピードセンサーが本当に必要かどうかを、様々な使用環境や目的に応じて徹底検証します。「GPSの精度で十分」という意見から「トンネル内では使えない」という指摘まで、実際のユーザー体験も交えながら解説。さらに価格や取り付け方法、互換センサーの情報なども含めて、あなたのスピードセンサー購入の判断材料を提供します。

記事のポイント!

  1. GPSサイコンだけでもスピード・距離計測は可能だが、特定の環境では精度に限界がある
  2. トンネルや森林地帯など上空が開けていない場所ではスピードセンサーが役立つ
  3. ローラー台でのトレーニングや精密な記録が必要なイベント参加者にはセンサーが必須
  4. ガーミン純正より安価な互換センサーも選択肢になるが、精度には差がある場合も

ガーミンスピードセンサーはいらないのか?その必要性を徹底検証

  1. GPSサイコンだけでも速度・距離は計測可能
  2. トンネルや森林地帯ではGPS精度が低下するためセンサーが有効
  3. 記録の精度にこだわらない一般サイクリストなら不要な場合も
  4. 室内トレーニングではスピードセンサーが必須
  5. ガーミンスピードセンサーの重量は17gと軽量設計
  6. スピードセンサーDualはBluetoothとANT+の両方に対応

GPSサイコンだけでも速度・距離は計測可能

ガーミンのEdgeシリーズなどのGPS搭載サイクルコンピューターは、GPS機能だけでスピードや走行距離を計測することができます。GPS(全地球測位システム)は人工衛星からの電波を受信して位置を特定するため、自転車に別途センサーを取り付けなくても基本的な計測が可能です。

しかし、GPS計測には精度の問題があります。独自調査の結果、GPSは上空が開けたサイクリングロードなどでは比較的正確ですが、山間部やビル街、トンネルなどではGPS電波が安定せず、精度が落ちたり計測不能になったりする場合があります。

ある検証では、上空が開けたサイクリングロードでは、センサー計測とGPS計測の差はほとんど見られなかったという報告もあります。しかし、山間地を含む130km程度の走行では、数キロメートルの差が出たケースもあるようです。

また、GPSはリアルタイムの速度表示にも若干のタイムラグがあることが報告されています。急な加速や減速時には、実際の速度と表示される速度に差が生じることがあるでしょう。

ただし、最新のGPS機器はかなり性能が向上しており、以前よりも精度が高くなっています。一般的なサイクリングであれば、GPS機能だけでもスピードや距離の計測に大きな問題はないかもしれません。

トンネルや森林地帯ではGPS精度が低下するためセンサーが有効

【ガーミン】トンネルや森林地帯ではGPS精度が低下するためセンサーが有効

GPSを使用したスピード計測の最大の弱点は、GPS電波が届かない場所での計測ができないことです。具体的には以下のような環境が挙げられます:

  • トンネル内:完全にGPS電波が遮断されるため計測不能
  • 山間部の森林地帯:樹木によってGPS電波が部分的に遮られる
  • 高層ビルが立ち並ぶ都市部:ビルによる電波の反射や遮断で精度が低下
  • 鉄橋の下:上部構造物によるGPS電波の遮断

特に長距離サイクリングやブルベなどの長時間イベントでは、トンネルが多いルートを走ることもあります。ある検証例では、トンネルの多いルートを200km走行した際に、GPS計測のみの走行距離が想定よりも6km少なかったという報告もあります。

これは非常に重要な点で、特にブルベのような自己完結型の長距離サイクリングイベントでは、キューシート(走行指示書)がチェックポイントの位置や曲がる箇所を距離で示しているため、正確な距離計測は非常に重要です。

また、サイコンの機種によっては、トンネルでGPSを見失っても再び受信した際に距離を補正する機能がある場合とない場合があります。例えば、eTrex30はトンネルでGPSを見失っても、トンネルを抜けて再発見した場所までの距離を加算する補正機能があるとされていますが、Edge530などの一部モデルではスピードセンサーがないとトンネル分の距離補正をしてくれないとの報告があります。

このような環境で正確な走行データを記録したい場合は、スピードセンサーの使用が推奨されます。

記録の精度にこだわらない一般サイクリストなら不要な場合も

スピードセンサーの必要性は、サイクリングの目的や環境、個人のこだわりによって大きく異なります。記録の精度にあまりこだわらない一般サイクリストの場合、スピードセンサーは必ずしも必要ないかもしれません。

以下のような条件に当てはまる場合は、スピードセンサーなしでも問題ない可能性が高いでしょう:

  • 主に上空が開けた平地でサイクリングを楽しむ方
  • トンネルや山間部の走行が少ない方
  • 厳密な距離記録よりも景色や運動を楽しむことが主目的の方
  • ブルベや競技などに参加せず、レクリエーションとして自転車に乗る方

独自調査によると、サイクリングロードのような開けた場所では、GPS計測でも十分な精度が得られるようです。特に最新のGPSサイコンは精度が向上しており、一般的な用途では実用上の問題はほとんどないと言えるでしょう。

また、スピードセンサーは追加コストがかかります。ガーミンの純正スピードセンサーは単体で約6,400円(税別)、ケイデンスセンサーとのセットで約11,500円(税別)と決して安くはありません。趣味としてのサイクリングを楽しむ程度であれば、この追加コストは不要と考える方もいるでしょう。

さらに、サイコンとスマートフォンを連携させて使用している方の場合、スマートフォンのGPS機能も補助的に活用できるため、スピードセンサーの必要性はさらに低くなる可能性があります。

ただし、後述するような特定の状況では、スピードセンサーが役立つ場面もあるため、自分の使用環境や目的に合わせて判断することをおすすめします。

室内トレーニングではスピードセンサーが必須

屋内でのトレーニングは、スピードセンサーが特に有用な場面の一つです。ローラー台を使った室内トレーニングでは、GPS信号が使えないか非常に不安定なため、速度や距離の計測にはスピードセンサーが必須となります。

ローラー台でのトレーニングにおいて、スピードセンサーには以下のようなメリットがあります:

  • 速度データのリアルタイム表示が可能になる
  • トレーニングの強度管理がしやすくなる
  • Zwiftなどのバーチャルトレーニングアプリと連携できる
  • トレーニング効果の定量的な管理が可能になる

特にZwiftなどのオンラインサイクリングプラットフォームを使用する場合、スピードセンサー(あるいはパワーメーターやスマートトレーナー)は必須の機器となります。これらのプラットフォームでは、実際のペダリングデータを元にバーチャル空間内でのアバターが動くため、センサーからのデータ入力が必要です。

ただし、スマートトレーナーを使用している場合は、トレーナー自体がスピードやパワーデータを計測・送信するため、別途スピードセンサーは不要な場合が多いです。一方、一般的な固定式ローラー台を使用する場合は、スピードセンサーが非常に有用です。

独自調査によると、「ローラー台でも速度が表示されるようになるのもメリット」「スピードセンサーがあればタイヤを回すと速度が出るので、数字を確認しながらローラー台をすることができ、効率的にトレーニングを行うことができる」という意見もあります。

室内トレーニングを定期的に行う予定がある方は、スピードセンサーの購入を検討する価値があるでしょう。

ガーミンスピードセンサーの重量は17gと軽量設計

自転車パーツの選択において、重量は多くのサイクリストにとって重要な要素です。ガーミンのスピードセンサーは実測値で約17gと非常に軽量に設計されています。これは、ボトルケージやサドルバッグなどの一般的なアクセサリーと比較しても非常に軽いと言えるでしょう。

また、スピードセンサーはハブ軸という回転の中心に取り付けるため、空気抵抗にもほとんど影響しません。重量増加を気にする方でも、パフォーマンスへの影響はほぼないと考えて良いでしょう。

ガーミンのスピードセンサーはCR2032というボタン電池1個で動作し、電池寿命も比較的長いという特徴があります。センサーは自転車のホイールが動いていないときには自動的にスリープモードに入るため、不必要な電池の消費を避けることができます。

独自調査によると、「ホイールを2回転すると、緑のインジケータが点灯して起動します」とあり、必要な時だけ電力を消費する省エネ設計になっています。電池の持ちについても、「二ヶ月程度、距離にして1000kmは使っているはずですが、特に電池切れの様子は無し」という報告があります。

また、ガーミンのスピードセンサーは防水性も考慮されており、「小雨程度では特に問題なし。分厚いゴムのカバーに覆われている上に、電池部分にもOリングが入っているので、そうそう浸水はしないはず」と評価されています。

このように、重量、耐久性、電池持ちの観点からも、ガーミンのスピードセンサーは優れた設計となっています。

スピードセンサーDualはBluetoothとANT+の両方に対応

【ガーミン】スピードセンサーDualはBluetoothとANT+の両方に対応

ガーミンの新しいスピードセンサーDualの大きな特徴は、無線通信規格としてBluetoothとANT+の両方に対応していることです。これにより、使用できるデバイスの幅が大きく広がります。

ANT+は自転車用のセンサーやパワーメーターで広く採用されている無線規格で、多くのサイクルコンピューターと互換性があります。一方、Bluetoothはスマートフォンやタブレット、PCなど多くのデバイスに標準搭載されている無線規格です。

Dual対応のメリットは以下の通りです:

  • ガーミン製以外のBluetoothに対応したサイコンとも連携可能
  • スマートフォンのアプリと直接連携できる
  • サイコン本体とセンサーのブランドを合わせる必要がない
  • 複数のデバイスで同時にデータを共有できる可能性がある

従来のANT+のみ対応のモデルと比較すると、特にスマートフォンとの連携において大きなメリットがあります。多くのスマートフォンはBluetoothに対応していますが、ANT+に対応しているものは少ないため、スピードセンサーDualならスマートフォンをサイコン代わりに使用することも可能になります。

独自調査によると、「これにより、「Bluetooth」のみに対応したサイコンはもちろん、スマートフォンとの通信が可能となるので(スマートフォンのモデルによっては通信できないものもあります)、対応アプリを入れることで、スマートフォンをサイコンがわりにすることも可能になります」との記載があります。

また、別の情報では「ガーミンのエッジ830で3台運用してます。心拍計は1個ですが3台それぞれケイデンス・速度センサーは別です。BluetoothもしくはANT+で830とペアリングさせてます」という使用例も紹介されており、複数の自転車で1台のサイコンを共有する場合にも有用であることがわかります。

これらの特徴から、スピードセンサーDualは、様々なデバイスとの互換性を重視するユーザーにとって、従来モデルより使い勝手が良くなっていると言えるでしょう。

ガーミンスピードセンサーがいらないと感じる場合の代替手段

  1. GPS機能だけでも平地の走行なら十分な精度を確保可能
  2. 純正より安価な互換センサーも多数登場
  3. igpsportなど他社製センサーとの互換性も確認
  4. ガーミンスピードセンサーの接触不良トラブルと対処法
  5. スマートフォンのGPSアプリも代替手段として利用可能
  6. スピードセンサーの重量や装着感はパフォーマンスにほぼ影響なし
  7. まとめ:ガーミンスピードセンサーはいらない場合と必要な場合

GPS機能だけでも平地の走行なら十分な精度を確保可能

前述したように、上空が開けた平地での走行では、GPS機能だけでも十分な精度でスピードと距離を計測できる場合が多いです。特に最新のGPSサイコンは精度が向上しており、一般的なサイクリングであれば、スピードセンサーなしでも実用上の問題は少ないでしょう。

独自調査によると、「サイクリングロードを何周かしたあとPCでログ見れば走行跡はぴったり一致しています」「止まればすぐ速度ゼロになって休止状態、走り出せばすぐ反応」「走行中加速、減速すればクイックに反応します」というように、GPS機能の精度についての好意的な評価もあります。

また、複数の情報源で「サイクリングロードのような開けた場所ではGPS計測とスピードセンサーによる計測の差はほとんど見られなかった」という検証結果が報告されています。同様に「ある程度の速度(25km/h以上)で巡航する場合は問題ない」という意見もあります。

GPSの測位精度は、以下の条件で向上する傾向があります:

  • 上空が開けた場所での走行
  • 適度な速度(極端に遅すぎず、速すぎない)での走行
  • 新しいGPSチップを搭載したサイコンの使用
  • GPS+GLONASS(ロシアの衛星測位システム)などの複合使用

特に「GLONASS ON」の設定では、GPSのみの場合よりもわずかに精度が向上したという検証結果も報告されています。

一般的なサイクリングで、特にトンネルの少ないルートや都市部以外の開けた場所を主に走行するサイクリストであれば、GPS機能だけでも十分満足できる可能性が高いでしょう。ただし、正確な距離計測が必要なイベント参加時などは、スピードセンサーの使用を検討する価値があります。

純正より安価な互換センサーも多数登場

ガーミンのスピードセンサーは精度が高くて信頼性がありますが、価格は決して安くありません。純正のスピードセンサー単体で約6,400円(税別)、ケイデンスセンサーとのセットで約11,500円(税別)となっています。この価格に抵抗を感じる方も多いでしょう。

しかし、市場には様々なメーカーから互換性のあるスピードセンサーが販売されており、純正品より安価に購入できる選択肢があります。これらの互換センサーは、ANT+やBluetooth通信規格に対応しており、ガーミンのサイコンと接続して使用できます。

例えば、独自調査では以下のような例が挙げられています:

  • XOSSのセンサー(価格不明だが純正より安価)
  • ブライトンのスマートスピードセンサー
  • 「中華」と呼ばれる中国製の安価なセンサー

互換センサーの中には、スピードとケイデンスを1つのセンサーで計測できるタイプもあり、コスパが良い場合があります。ただし、互換センサーは品質や精度にばらつきがあることも報告されています。

一部の情報源では「安いと言う理由でXOSSのセンサーを2個買いましたが、数値が安定せず即ヤフオクで売りました」という否定的な体験談もある一方で、「BTの他社製、なんなら中華の安いセンサーでも大丈夫ですよ。BT(ANT+も)統一規格なのでガーミンに合わせる必要はありません」という肯定的な意見もあります。

純正品と互換品の選択は、使用目的や予算、精度への要求によって異なります。高精度を求める競技志向の方は純正品を、一般的な利用であれば互換品でも十分という判断もあるでしょう。いずれにせよ、スピードセンサーを必要とする場合でも、必ずしも高価な純正品を購入する必要はないと言えます。

igpsportなど他社製センサーとの互換性も確認

【ガーミン】igpsportなど他社製センサーとの互換性も確認

ガーミンのサイコンは、ANT+やBluetooth規格に対応した他社製のセンサーとも互換性があります。igpsportやXOSS、GIANT、PIONEERなど様々なメーカーのセンサーをガーミンのサイコンと組み合わせて使用しているユーザーも多く存在します。

独自調査では「ガーミンのエッジ830で3台運用してます。…速度センサーはパイオニア製が2台、速度・ケイデンスセンサーとしてGIANT純正が1台、…心拍計はボントレガーの物です。全然統一してませんよ。不便・不都合もありません」という実例も紹介されています。

ANT+やBluetoothは統一された通信規格であるため、基本的には異なるメーカー間でも互換性があります。ただし、「通信規格が同じで接続できると言うだけで保証している訳では無いので相性を考えるなら高価ですが、ガーミンのセンサーを使用してください」という慎重な意見もあります。

また、igpsportのサイクルコンピューターと他社のXOSSセンサーを組み合わせて使用できるかという質問に対しての回答も見られ、基本的には互換性があることが示唆されています。

他社製センサーを検討する際のポイントは以下の通りです:

  • 通信規格(ANT+/Bluetooth)の対応状況を確認する
  • 口コミや評価をチェックして信頼性を調査する
  • 必要に応じて返品可能なショップで購入する
  • 価格差と品質のバランスを考慮する

ガーミンのサイコンを使用していても、必ずしもガーミン製のセンサーを購入する必要はなく、自分の予算や使用目的に合わせて様々なメーカーのセンサーから選択することができます。ただし、品質や精度については製品によってばらつきがあるため、重要な記録が必要な場合は信頼性の高い製品を選ぶことをおすすめします。

ガーミンスピードセンサーの接触不良トラブルと対処法

ガーミンのスピードセンサーは基本的に信頼性の高い製品ですが、時には接触不良などのトラブルが発生することもあります。独自調査の中には、「停止状態が長引くと「ピーピー」と音がする、SPD-0036480~って?!ようやく理解した、これはスピードセンサーが断接続を繰り返している」という体験談も見られます。

スピードセンサーの接触不良が発生する主な原因としては、以下が考えられます:

  • 電池の消耗やバッテリー接点の腐食
  • センサー本体の衝撃や砂などの異物混入
  • ホイールハブへの取り付け不良
  • ファームウェアの不具合

接触不良などのトラブルが発生した場合の対処法としては、以下の方法が有効です:

  1. 電池の交換:CR2032のボタン電池を新品に交換する
  2. 接点の清掃:電池接点部分を乾いた布やブロアで清掃する
  3. センサーの再取り付け:ハブ軸に正しく取り付け直す
  4. ペアリングのやり直し:サイコンとセンサーの接続を一度解除して再設定する
  5. ファームウェアのアップデート:必要に応じてセンサーのファームウェアを更新する

独自調査には「本体を外して内部をブロアで吹いて、ついでに電池も新品に交換。すぐにペアリングできないようで、電池を外したら15分ほど放置でリセット」という対処例が紹介されています。また、「いきなり始まるアップデートの表示」という記述もあり、ファームウェアの更新が必要な場合もあるようです。

興味深いことに、ガーミンのスピードセンサーは単なるセンサーではなく、「ストレージを持ちアクティビティデータを記録できる」という高機能な側面もあるようです。センサー単体でもアクティビティを自動記録する機能があり、これが「恐るべしガーミン」と評価されています。

このように、スピードセンサーに問題が発生した場合でも、適切な対処により解決できることが多いです。ただし、頻繁にトラブルが発生する場合は、センサーの故障や相性問題の可能性もあるため、保証期間内であれば交換を検討することも一つの選択肢でしょう。

スマートフォンのGPSアプリも代替手段として利用可能

スピードセンサーを購入する代わりに、スマートフォンのGPSアプリを活用するという選択肢もあります。現代のスマートフォンにはGPS機能が標準搭載されており、専用アプリを使えばサイクリングのスピードや距離を計測することが可能です。

スマートフォンアプリの利点は以下の通りです:

  • 追加のハードウェア購入が不要
  • 多機能なアプリが無料または低価格で利用可能
  • マップ表示や写真撮影など様々な機能を一台で実現
  • データのクラウド保存やSNS共有が簡単

ただし、スマートフォンをサイコン代わりに使用する場合のデメリットもあります:

  • バッテリー消費が激しく長時間のライドには不向き
  • ハンドル取り付け時の衝撃でスマートフォンが破損するリスク
  • 防水性が不十分な機種では雨天時に使用できない
  • GPSの精度がサイコン専用機より劣る場合がある

独自調査の中には「これまでiPhoneのアプリで、距離、走行経路、その他の情報を確認し、経路はGooglemapで確認してました。当然、不満はあったんですが、先日、自転車にiPhoneをスマホフォルダからiPhoneが吹っ飛び、傷がついてしまいました。。これで5回目です…」という体験談もあり、スマートフォンのマウント方法には注意が必要です。

なお、前述のスピードセンサーDualのようにBluetoothに対応したセンサーであれば、スマートフォンと連携させて使用することも可能です。これにより、スマートフォンのGPS機能とスピードセンサーのデータを組み合わせることで、より正確な計測が可能になります。

サイクリングの頻度や用途に応じて、初めはスマートフォンアプリから始めて、必要性を感じたらセンサーやサイコンを導入するという段階的なアプローチも一つの選択肢です。

スピードセンサーの重量や装着感はパフォーマンスにほぼ影響なし

【ガーミン】スピードセンサーの重量や装着感はパフォーマンスにほぼ影響なし

サイクリストの中には、自転車に余計な重量を加えることやエアロダイナミクスへの影響を懸念する方もいるかもしれません。しかし、スピードセンサーの重量や装着による影響は実際にはほとんど無視できるレベルです。

前述のように、ガーミンのスピードセンサーは実測値で約17gと非常に軽量です。一般的なサイクリングボトルが満水時に約700g、小型のサドルバッグでも100g程度あることを考えると、17gの重量増加がパフォーマンスに及ぼす影響は極めて小さいと言えるでしょう。

また、スピードセンサーはホイールのハブ軸に装着するため、回転の中心に位置しています。これにより、ホイールのバランスやエアロダイナミクスにほとんど影響を与えません。以前の磁石式センサーとは異なり、スポークに装着するマグネットも不要なため、見た目もすっきりしています。

独自調査にも「ハブ軸という回転の中心なので、そこまで影響はないはず」という記述があり、重量の増加を気にする必要はほとんどないと考えられます。

さらに、センサー本体は薄型でコンパクトに設計されており、装着時の違和感もほとんどありません。また、シリコンバンドによる取り付け方式を採用しているため、工具不要で簡単に着脱できるのも利点です。

以上のことから、スピードセンサーの装着による重量増加やエアロダイナミクスへの悪影響を理由に購入を躊躇する必要はないと言えるでしょう。むしろ、得られるデータの正確性や機能性のメリットの方が大きいと考えられます。

まとめ:ガーミンスピードセンサーはいらない場合と必要な場合

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. GPSサイコンだけでも基本的な速度・距離計測は可能だが、環境によって精度に差がある
  2. トンネルや森林地帯など上空が開けていない場所ではGPS精度が低下し、スピードセンサーが役立つ
  3. 上空が開けた平地や市街地ではGPS計測でも十分な精度が得られる場合が多い
  4. ブルベなど正確な距離計測が必要なイベントに参加する場合はスピードセンサーの使用が推奨される
  5. ローラー台での室内トレーニングやZwiftなどのバーチャルサイクリングではスピードセンサーが必須
  6. ガーミンスピードセンサーDualはBluetoothとANT+の両方に対応し、様々なデバイスと接続可能
  7. 純正品より安価な互換センサーも多数存在するが、品質や精度にはばらつきがある
  8. スピードセンサーの重量は約17gと軽量で、パフォーマンスへの影響はほとんどない
  9. スマートフォンのGPSアプリも代替手段として活用可能だが、バッテリー持ちや防水性に課題がある
  10. スピードセンサーの接触不良などのトラブルは電池交換や清掃、ファームウェア更新で解決できることが多い
  11. スピードセンサーの必要性は個人の使用環境や目的によって大きく異なるため、自分のサイクリングスタイルに合わせて判断すべき
  12. レクリエーションが目的なら不要だが、競技やイベント参加、正確なデータ記録が目的なら必要性が高まる

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト https://ameblo.jp/400715/entry-12825071497.html https://nicolarossi.hatenablog.com/entry/2017/05/09/222839 https://yuruyurunoririn.net/2020/04/20/post-2144/ https://cannonball24.com/review-garmin-speed-sensor-1210301/ https://blog.goo.ne.jp/kzym15/e/ac42885ca49350af4a76e6509472b292 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11176051611 https://www8.garmin.com/manuals-apac/webhelp/instinctsolarsurf/JA-JP/GUID-1922B928-645F-4643-B5F0-434844DDD27E-741.html https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14281526139 https://www.garmin.co.jp/products/accessories/010-12845-10/ https://ysroad.co.jp/shiki/2019/08/31/38431