ロレックスのオイスターパーペチュアルは、1933年に世界初の自動巻き防水時計として誕生しました。このモデルをベースに、エクスプローラーやサブマリーナーなどのプロフェッショナルモデルが生まれ、ロレックスの原点とも呼ばれています。
最近では、メンズやレディースなど5つのサイズ展開があり、ターコイズブルーやグリーンなど豊富なカラーバリエーションも魅力です。しかし、人気の高さから正規店での入手が難しく、中古市場でも定価を大きく上回る取引が続いています。
この記事のポイント!
- オイスターパーペチュアルの特徴と人気の理由
- 各サイズの選び方と着用者の傾向
- 芸能人や著名人の着用モデルと実例
- 購入方法や中古相場の現状
オイスターパーペチュアルをつけてる人はどんな特徴やファッションが多いの?
- シンプルで洗練された雰囲気の人が多い理由
- TPOに合わせて時計を使い分ける人が増加中
- 34mmと36mmの選び方の違いを比較
- 2024年に人気のダイヤル3選と特徴
- 購入のハードルと入手方法の実態
- 初めてのロレックスに選ぶメリットとデメリット
シンプルで洗練された雰囲気の人が多い理由
オイスターパーペチュアルは、ロレックスの中でも特にシンプルで洗練されたデザインが特徴です。過剰な装飾を避け、時計本来の機能性を重視したモデルとして知られています。
デザイナーのジェラルドジェンタ氏は「ロレックスのオイスターのデザインだけは手がけたかった。あれほど完成されたデザインはない」と評価しており、そのデザイン性の高さが証明されています。
オイスターパーペチュアルを選ぶ人々には、時計を単なるアクセサリーとしてではなく、日々の生活や仕事、趣味の中で実際に活用するための道具として捉える傾向があります。
シンプルな美学を愛する人が多く、派手な装飾や過剰なデザインよりも、シンプルで洗練された美しさを求める傾向にあります。
時計の機能性やデザインだけでなく、全体的な調和を重視する人が多いのが特徴です。
TPOに合わせて時計を使い分ける人が増加中
オイスターパーペチュアルを着用する人の多くは、TPOを意識して時計を選んでいます。ビジネスシーンでは華美な装飾を避け、品格を示すアイテムとして活用しています。
フォーマルな場からカジュアルな日常まで、どんなシーンにもマッチするデザインであることも支持される理由です。日常使いできる高級時計を求める人々に愛用されています。
オイスターパーペチュアルはロレックスの中でも比較的手に入れやすい価格帯に設定されています。デイトジャストやサブマリーナーが120万円前後、エクスプローラーが80万円前後なのに対し、オイスターパーペチュアルは50万円台からとなっています。
シンプルなデザインは長期間愛用できる特徴があり、ビジネスからカジュアルまで幅広い場面で活用できます。特に、デイトジャストのような装飾が華やかなモデルに比べて、さりげない高級感を演出できます。
多くの着用者が、オフィス、商談、休日のお出かけなど、様々なシーンで活用しています。
34mmと36mmの選び方の違いを比較
34mmサイズと36mmサイズは、それぞれ異なる特徴を持っています。34mmは男女兼用の「ボーイズサイズ」として位置づけられ、36mmはユニセックスモデルとして展開されています。
34mmは、比較的小柄な手首の方に最適です。シンプルで洗練されたデザインは、男性だけでなく女性にも人気があります。特に、細身の腕の方にとっては、絶妙なバランスで日常使いにもぴったりです。
36mmは、一般的な手首の太さに適しています。ほとんどの人にフィットし、時計の存在感をしっかりと感じさせつつも、主張しすぎない特徴があります。
キャリバーの違いも重要で、36mmには2020年の新キャリバー「3230」が搭載され、パワーリザーブが70時間と長くなっています。一方、34mmは「2232」を採用し、パワーリザーブは55時間となっています。
選び方のポイントは、自分の腕の太さや用途を基準に、しっくりくる好みのサイズを選ぶことです。実際に試着して確認することをお勧めします。
2024年に人気のダイヤル3選と特徴
オイスターパーペチュアルの文字盤カラーの中で、特に人気が高いのがターコイズブルーです。ティファニーを連想させる爽やかな色合いで、男女問わず支持されています。
次に人気なのが、深い味わいのあるグリーンです。2020年新作として登場し、暗すぎず明るすぎずの色合いが、ロレックスを象徴するカラーとして評価されています。
シルバーダイヤルも根強い人気があります。光沢感のあるサンレイ仕上げで、シンプルながら高級感が漂う仕上がりとなっています。
これらの人気カラーは、現在も品薄状態が続いており、特にターコイズブルーは入手が困難です。中古市場では定価の3倍以上の価格で取引されているケースもあります。
カラーによって在庫状況や価格が大きく異なるため、購入を検討する際は、希望のカラーの市場動向をしっかりと確認することが重要です。
購入のハードルと入手方法の実態
2024年現在、ロレックスの時計需要に供給が追いついておらず、オイスターパーペチュアルも正規店での購入が難しい状況が続いています。
中古市場での価格は右肩上がりとなっており、以前は20~30万円前後で購入できていた中古品が、現在では定価を大きく上回り、100万円を超える傾向にあります。
サイズ別の中古相場は、41mmが112万円~314万円程度、36mmが93万円~326万円程度、34mmが70万円~93万円程度、31mmが72万円~113万円程度となっています。
文字盤カラーによって価格に大きな差があり、特に人気のターコイズブルーや廃盤となったイエローは高値で取引されています。
購入を考える際は、正規店での入手を待つか、信頼できるリユースショップでの購入を検討する必要があります。
初めてのロレックスに選ぶメリットとデメリット
オイスターパーペチュアルはロレックスの中でも比較的エントリーモデルとされており、高性能かつ手が出しやすい価格帯で人気の高い時計です。シンプルなデザインは飽きが来にくく、長期間使用できる点が魅力です。
デメリットとしては、現在は入手困難な状況が続いており、希望のモデルやカラーを手に入れるまでに時間がかかる可能性があります。また、人気モデルは中古市場でも高騰しているため、予算面での検討が必要です。
メンテナンス面では、ロレックスのアフターサービスが充実しており、適切なケアで長年使用することができます。防水性能や耐久性も高く、日常使いに適しています。
文字盤カラーやサイズが豊富なため、自分に合ったモデルを見つけやすいのも特徴です。ただし、カラーによっては入手がより困難なものもあります。
オイスターパーペチュアルは、シンプルで洗練されたデザイン、実用性、ブランドの信頼性を兼ね備えた時計として、初めてのロレックスに適したモデルと言えます。
オイスターパーペチュアルをつけてる人の着用実例と口コミ
- 芸能人・著名人の着用モデルとカラー選び
- ビジネスマンに支持される理由と人気サイズ
- スポーツ選手が選ぶモデルの特徴
- 女性にも人気のサイズとカラーバリエーション
- 予算別の選び方とおすすめモデル
- シンプルな時計を選ぶ理由とコーディネート
- まとめ:オイスターパーペチュアルをつけてる人の共通点と魅力
芸能人・著名人の着用モデルとカラー選び
伝統のあるオイスターパーペチュアルは、芸能人にも愛用者が多い時計です。中村アンさんは、オリーブグリーンの文字盤が特徴的なRef.114200を愛用しています。インデックスの先のオレンジがアクセントカラーとなっており、知的で優しい印象を与えています。
Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんは、オイスターパーペチュアル41のターコイズブルーを着用しています。爽やかな印象のモデルで、ダークカラー系の服装にもよく映えています。
映画俳優のシルベスター・スタローンは、オイスターパーペチュアル41のグリーン文字盤(Ref.124300)を愛用しています。カジュアルな服装に合わせて着用することが多く、41mmサイズが彼の腕によく似合っています。
イギリス王室のウィリアム王子は34mmモデルを、映画『007』シリーズで知られる俳優ダニエル・クレイグもオイスターパーペチュアルを愛用していることで知られています。
サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドも愛用者の一人で、スポーツ選手としての地位にふさわしい、高品質で耐久性のある時計として選んでいます。
ビジネスマンに支持される理由と人気サイズ
ビジネスマンの間で人気の高いオイスターパーペチュアルは、特にシンプルで洗練されたデザインが評価されています。無駄のないデザインは、オフィスや会議などの場面でも邪魔になりません。
36mmと41mmの新モデルには、約70時間のパワーリザーブを誇る新型キャリバー3230が搭載されています。週末時計をつけない方や、複数の時計をローテーションしている方にとって、使用時に時間を合わせる手間が省けるメリットがあります。
オイスターパーペチュアルはロレックスの中でも比較的控えめな価格帯であるため、初めての高級時計として選ぶビジネスマンも多くいます。シンプルなデザインは長く使え、投資としての価値も期待できます。
特に36mmサイズは、使い心地が良く、細身から普通体型の方まで幅広く対応できるサイズとして人気です。41mmは、より存在感のある着用感を求める方に選ばれています。
高い防水性能と耐久性を備えており、日常的なビジネスシーンでの使用に適しています。オイスターケースは世界初の防水ケースとして開発され、その信頼性は多くのビジネスマンから支持されています。
スポーツ選手が選ぶモデルの特徴
オイスターパーペチュアルはスポーツ選手にも愛用されており、その耐久性の高さとシンプルでありながら上品なデザインが、過酷なトレーニングや試合の合間にも適しています。
100m防水機能を備えており、アクティブなライフスタイルにも対応できます。オイスターケースによる防水・防塵性能は、イギリス軍も採用していた実績があります。
スポーツ選手にとって、シンプルで控えめなデザインは、試合や公開イベントなどでも過度な主張をせず、選手本来の存在感を引き立てる効果があります。
パーペチュアル機構による自動巻きムーブメントは、手首の動きで自然に巻き上がるため、スポーツ活動中でも安定した動作を維持します。
高い耐磁性と耐衝撃性を備えており、スポーツ活動による衝撃や振動にも強い特徴があります。新型キャリバーではさらに性能が向上し、より安心して使用できます。
女性にも人気のサイズとカラーバリエーション
オイスターパーペチュアルは28mmから41mmまでの多彩なサイズ展開があり、女性向けには特に28mm、31mmが用意されています。レディースサイズは文字盤カラーも豊富で、個性的な選択が可能です。
31mmサイズでは、知的な印象のブルー、爽やかなターコイズブルー、クラシカルなグリーンなど、豊富なカラーバリエーションが展開されています。特にターコイズブルーは、ティファニーを連想させる上品な色合いで人気を集めています。
28mmサイズは、光沢感のあるピンク色の文字盤が特徴的で、フェミニンでありながらロレックスらしい堅実な印象を併せ持っています。腕時計を主張しすぎたくない女性や、ガーリーファッションが好みの方に支持されています。
現行モデル以外にも、中古市場ではコーラルレッドやレッドグレープなど、様々な文字盤カラーを見つけることができます。どの色も長く使える落ち着いた色味に仕上げられています。
女性向けモデルの参考定価は、28mmが583,000円、31mmが594,000円からとなっており、高級時計としては比較的手の届きやすい価格帯に設定されています。
予算別の選び方とおすすめモデル
オイスターパーペチュアルの価格帯は、新品の正規価格で50万円台からスタートします。サイズによって価格が異なり、28mmから41mmまで、約58万円から約68万円の範囲で展開されています。
中古市場では、サイズや文字盤カラーによって大きな価格差があります。41mmサイズは112万円から314万円程度、36mmは93万円から326万円程度、34mmは70万円から93万円程度、31mmは72万円から113万円程度で取引されています。
特に人気の高いターコイズブルー文字盤は、定価の2.5倍以上での取引も見られます。また、すでに廃盤となったイエローやレッドなどの文字盤は、さらに高値で取引される傾向にあります。
中古品を購入する際は、付属品の有無やコンディション、保証の内容などを確認することが重要です。特にギャランティーカードの有無は、将来の売却時にも影響する要素となります。
正規店での入手が難しい現状では、信頼できるリユースショップでの購入を検討するのも一つの選択肢です。その際は、店舗の実績や保証内容、アフターサービスの充実度なども確認しましょう。
シンプルな時計を選ぶ理由とコーディネート
オイスターパーペチュアルは、派手な装飾を避けたシンプルなデザインが特徴です。ビジネスシーンでもカジュアルな場面でも違和感なく使用できる、万能な時計として評価されています。
文字盤はサンレイ仕上げが施され、光の加減で様々な表情を見せます。インデックスはシンプルなバータイプが基本で、視認性も優れています。夜光塗料のクロマライトは、一般の蓄光塗料の2倍の発光時間を持ち、8時間以上も暗い場所で時間を確認することができます。
サイズ展開が豊富なため、腕の太さや好みに合わせて選択可能です。34mmや36mmは男女問わず人気があり、特に36mmは使い心地の良さから多くの支持を集めています。
ブレスレットにはオイスターブレスが採用され、密度が高くしっかりとした作りが特徴です。装着感が良く、歩いた時のブレスレットの音も気になりにくい設計となっています。
カジュアルなパーカーとジーンズのスタイルにも、ニットとロングスカートのような女性らしいスタイルにも自然に馴染み、コーディネートの幅を広げてくれる時計です。
まとめ:オイスターパーペチュアルをつけてる人の共通点と魅力
最後に記事のポイントをまとめます。
- 1933年に世界初の自動巻き防水時計として誕生した歴史的モデルである
- シンプルで洗練されたデザインが時代を超えて支持されている
- 28mmから41mmまでの豊富なサイズ展開がある
- ターコイズブルーやグリーンなど、個性的なカラーバリエーションを展開
- 新型キャリバー搭載モデルは70時間のパワーリザーブを実現
- 50万円台からという比較的手の届きやすい価格帯で展開
- 芸能人やスポーツ選手など、多くの著名人が愛用している
- ビジネスシーンからカジュアルまで幅広く活用できる
- 中古市場では人気カラーを中心に高値で取引されている
- 正規店での入手は困難だが、信頼できるリユースショップでの購入も選択肢
- オイスターケースによる高い防水性能と耐久性を備えている
- 長期保有による資産価値の維持も期待できる